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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。
レオフェイ

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edit-notes16.png2019.02.26.
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今回で2度目の同人会です。

今回で2度目の同人会です。

        「都市」同人総会 に出席して        樋口冬青


新年会で、新しい同人が4名紹介されて、「都市」同人は現在35名。
四月の第2日曜日、桜の名所に静けさが戻ってきた頃、
主宰以下31名が集いました。同人二年目の新米同人の立場から、
当日の感想を書いてみようと思います。

私は知らなかったのですが、同人が一堂に会して、
総会の後で句会をするのは初めての事なのだそうです。
主宰はその挨拶の中で、「感慨深い」とお気持ちを表現なさいました。
結社創設10周年が過ぎ、少しずつでも結社としてのまとまりが
形になって現れる、というのはやはり嬉しい事だろうと想像します。

               松  


「都市」の会員の一人ひとりが渦になり、「都市」が大きくなって
いくのなら、同人はその渦の中心にいて「都市」をリードしてほしい。
非常に大雑把にまとめてしまうと、主宰が同人に求めていらっしゃるは、
そういうことでは無いでしょうか。

「都市」には中央句会を始めとして会員の出られる句会が8つあり、
その他に、未入会の初心者の方々にも門戸を開いている句会が4つ、
そのほとんどに同人が講師や幹事として運営に携わっています。
今回の会では、初心者の句会の相互交流についても話し合われました。

初心者句会も、「歩み」「あつぎ」「えびな」「川崎」と、それぞれの土地で
それぞれの課題を抱えて運営されているわけですが、
交流が具体的になったら、きっともう一歩先の光が見えてくるのでしょう。

私が「都市」の会員になって8年、同人になって1年3ヵ月ですが、
この頃感じているのは全体に会員が積極的になって、各人が持ち場で
とても前向きだという事です。役を振られたから仕方なく、という雰囲気は全然ありません。
それは今日の会を見ても感じられました。

                 太陽


「都市」は同人が中心にいて大きな渦が回り始めていると思います。
そのまた中心にいらっしゃるのが主宰なのですが、この主宰あればこその「都市」。
これからが大いに楽しみであり、その渦の中に自分がいられる幸せも有りかな、
とも思うのです。
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1ケ月遅れですが、楽しい吟行記をどうぞ!!

1ケ月遅れですが、楽しい吟行記をどうぞ!!

          府中郷土の森博物館吟行記
                                北杜 青


 
桜の開花後に不思議と愚図ついた天気が続くとは、3月の中央句会での
中西主宰のお言葉ですが、東京は3月21日に開花したあと花冷えがつづき、
何と開花後17日を経た4月6日は、花満開のなか、三十人の連衆によって
府中郷土の森博物館大吟行会が行われました。
                 
                 桜キラキラ


「都市」の吟行は本当にいつも天候に恵まれます。降ると言っても降らないし、
降ったら降ったで雨の佳句が沢山できるし、本当に最高です。

 公園などの閉じられた吟行地は、自然が整っている分句材を拾うのに苦労しますが、
反面、皆がほぼ同じ景を共有するため句会が盛り上がるという効用があります。
当日は、出発前に主宰から、「今日は楽しい句を」とのお話がありましたが、
これが波乱を呼ぶこととなり、句会ではいつも以上に変な句が多く、
討ち死にする連衆が続出しました。斯く言う私も「裸婦像の考えている花の昼」という
変な句を出して討ち死しました。

府中郷土の森博物館は、敷地内に旧制尋常小学校、旧町役場や薬種舗など
趣のある木造建築物が移築、復元されています。

                                         sakuranoki.jpg


    教室に一人桜の揺れてをり 吉川 わる

    咲く花の隣の五年二組かな 岡部 景
  
 
 休日でしたが、園内で働く人の姿も写生しました。

   うららかや細工屋眼鏡ふたつ掛け 安藤 風林

   リヤカーを少し進めて垣繕ふ 北杜 青

 
 花の句が三十句以上ありました。

   花の昼小さきテントに小さく座し 三森 梢
 
 句会後は、分倍河原の駅前で尽きることなき懇親を深め、三々五々解散しました。
平成最後の吟行会もいつもどおり、皆の健吟のもと、幕を閉じました。
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凜さん、新年会ではお会いできなくて、残念でした!!

凜さん、新年会ではお会いできなくて、残念でした!!

              都市の1句 (38)              木村 風子


           面取れば少女に戻る若葉風     鈴木凜


                  葉

私たちの世代では女子が剣道をするということは考えられなかった。
テレビの時代劇から得たあやふやな知識だが、奥方や侍女が
賊と戦う武器は刀ではなく薙刀だったようだ。

戦後男女平等になり、さらに平成20年から中学校保健体育で男女とも
武道・ダンスが必修となった。そこで多くの学校で男女生徒に剣道を
教えるようになった。剣道は柔道についで多くの生徒が学ぶ武道だそうだ。

剣道をかじった事のある男性諸氏に聞くと、重い防具(面、小手、胴、垂)を
付けて竹刀を振り回すのはとても暑いらしい。ちょっと気を抜くと竹刀で
パッシとやられる、痛くはないが大きな音がしてヤラレタと思うらしい。

防具をつけて竹刀を構えている生徒をみても、男子か女子か判別できない。
鈴木凜さんの俳句には、面をはずした瞬間の少女が見事に描写されている。

                       h葉

ところで私は平成29年4月広報まちだで知った「歩み句会」に入会し、
凜さんの俳句と出会った。「歩み句会」は先生方から俳句の基本や
会員持ち寄りの俳句ひとつひとつに丁寧なご指導を頂き、
会員も鑑賞や感想などを和気あいあいと語りあう。

凜さんは俳句だけの参加だが存在感がとても大きく、ご主人はじめ周りの方々への
深い愛情や感謝を込めた俳句にはいつも心温まる。
そして今年の初句会には、念願がかない凜さんご本人と初めて
お会いすることができた。それぞれに自己紹介するのも束の間、
ずっと以前からの句友として大いに話が弾んだ。

凜さん、これからも素敵な俳句をたくさん作ってください。
                                
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初めての新年会を企画者としての報告です。

初めての新年会を企画者としての報告です。

      okagami2.jpg
 

 新年句会を終えて      髙橋 亘        
 

1月27日日曜日、千寿閣において、「都市」の初めての
新年会が城中良氏の挨拶で始まった。

                 繭玉


振り返ると、昨年の9月24日に中西主宰から新年句会の
提案があり、希望日は1月の第4日曜日とし、青桐賞、都市賞、
朝涼賞の表彰、新同人紹介、会計報告等の内容である事、
同時に句会と懇親会も行いたい旨話があった。

北杜青さんから1月の第4日曜であれば、会計報告が
出来ること、秋澤夏斗さんからも「都市」の12月号に
予告を掲載可能の話が有り、1月27日(日)に決定した。
会場は町田市内とし、結婚式場として華やかな雰囲気のある
ラポール千寿閣とした。

句会形式は葉書による3句投句とし、締め切りを12月10日、
その句集をもとに特選1句並選2句を選句し、1月10日を選句の
締切りとした。最終的に句会参加者は47名となった。

句会は会員の句132句特別選者2名の10句主宰の特選5句
秀逸10句の計157句を、葉書を読みあげる方式の披講を
することから、選者名、作者名を句集に書き込む手間が
かかることを考慮し、披講係の菅野れい氏と名乗り係の
大木満里氏に予行練習をお願いした。

                        恵比寿

 
懇親会については立食式とするか配膳式着席か
バイキング式着席の3案が出たが、コストと内容を考慮し、
ホテルの意見をも参考にして配膳式着席とした。
テーブル名は俳句会らしく新年と春の花の季語とした。
酒類については、個別注文は個々の単価が高いので、
トータル的に安くなる飲み放題を採用することにした。

余興の一環としてビンゴゲームを入れた。
予算の厳しい折、賞品についての懸念があったが、
有り難いことに沢山の方から賞品の提供をいただき、
テーブルがいっぱいになるほどであった。
また臼井走氏打木歩人氏と友人3名がはるばる遠方から
来ていただき、素晴らしいコーラスを披露していただいた。

最終の会計については、「都市」からの5万円の援助と
主宰にも会費のご負担をお願いし、ほぼ予定通り
治めることが出来た。今回各役員の方々、受付係、披講、
司会等ご協力をいただいた皆様方、またご参加いただきました
皆様にあらためてイベント部よりお礼を申し上げます。

なお今年の各受賞者は、青桐賞に杉本奈津子氏、
都市賞の努力賞に鈴木ちひろ氏島田遊妹氏の2氏、
朝涼賞に北杜青氏が受賞した。

また当日の主宰の特選5句には次の作品が選ばれた。

  主宰の特選5句

      くちびるに湯のゆらゆらと柚子湯かな   小林たまご

      笊を編む老の筋骨山眠る           樋口冬青

      田面の水の光や白鳥来            三森 梢

      顎くいと引いてもみたる初鏡          渡辺 純

      炉話や若き親子の行儀よく           鈴木ちひろ
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             井の頭吟行記                 吉川わる


2月の吟行は井の頭公園であった。この公園には何度も来たことが
あるのだが、吟行という意識で見ると、ちょっと違って見えてくる。

                     カフェ


吉祥寺という繁華街から徒歩五分という距離にあり、
週末は手作りの品を売る露店、大道芸や笛吹きなどの
パフォーマンスがあり、大勢の人でにぎわっている。
大道芸は句会でも多く取り上げられていた。
公園はけっして静かではないのだが、耳障りではない。
それは人工の音がないからだ。

鳥の声、子どもの声、足音、ボートの軋む音、リコーダー。
新宿御苑の方が広いように思うのだが、
あそこは電車や車の音が意外と聞こえてくる。
公園に入る道がすべて下り坂で、フラットな窪地に
大きな池があるという地形が影響しているのだろうか。

                                          池


池を巡っていると対岸の曲芸師はミニチュアのようで、
バイオリンが風に乗って聞こえてくる。
動物園にはかつて象のはな子がいたのであり、
その不在を詠んだ句が印象的だった。
池の東に回れば、神田川が流れ出す。
土曜日の井の頭公園は、人も鳥も吸い込んで、
空間と時間が交差していた。

                     椅子


    日向ぼこ影の離れてしまひさう  吉川わる
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