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「未分類」の記事

満里さんによる、青さんの第一句集「恭」の句集評です。

2020/05/05         

  穏やかなる詩情『恭(かたじけな)』(北杜青著)   大木満里 北杜青さんが第一句集『恭(かたじけな)』を上梓された。句集の全句を一読した後、読みかえした印象的な文章がある。2014年6月号「都市」誌上「俳句は人生だー福永耕二小論」に於いて「(前略)特別な才能がなくても、全国を放浪しなくても、俳句という表現形式を人生の等価のものとして愛し、日々誠実に生きることによって俳句形式からの恩寵を受けることが...

10月の吟行記です。

2019/11/04         

    10月ぼうさいの丘公園吟行    坂本遊美ぼうさいの丘公園は初めてだった。本厚木駅からバスで農大前の終点で降りる。眼下に里山の家や畑が秋の日差しに輝いている。その奥に連山があり大山の樹々がはっきり見える。見晴らしのいい高台は、気持ちがいい。先生の「今日は、子供や若い人を観察して作りましょう」「6句出し。10句以上作る事」の目標を胸に歩き出した。6月の等々力渓谷吟行では、「切れ端でもいいから材料...

凜さん、新年会ではお会いできなくて、残念でした!!

2019/03/22         

              都市の1句 (38)              木村 風子           面取れば少女に戻る若葉風     鈴木凜                  私たちの世代では女子が剣道をするということは考えられなかった。テレビの時代劇から得たあやふやな知識だが、奥方や侍女が賊と戦う武器は刀ではなく薙刀だったようだ。戦後男女平等になり、さらに平成20年から中学校保健体育で男女とも...

現代俳句勉強会で、詳しく芥川龍之介を論じてくださった、聖羅さんによる1句鑑賞です。

2018/01/29         

    芥川龍之介 一句             田中 聖羅          蝶の舌ゼンマイに似る暑さかな東京が寒波に沈んだ日、銀座の「カフェーパウリスタ」で一杯のブラジルコーヒーを味わった。コーヒー好きな芥川龍之介が菊池寛とよく待ち合わせをしたという店である。「寒さかな」、「寒波来る」等々、季語を頭によぎらせていて、ふと、芥川の夏の一句が、思い返された。                    ...

「春野」の同人関山恵一氏が、主宰の句を鑑賞してくださいました!!

2017/07/04         

      「都市」六月号  中西夕紀作品鑑賞                         「春野」同人  関山 恵一    花替えて山の湿りの花御堂   灌仏会に花で飾った小さな御堂に釈尊を安置する花御堂、飾った花が時間がたってややしおれて来たので、新しい花に替える.御堂の背負う山から湿った風が下りてくる。「湿り」は作者の釈...