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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

オーロラ句会初参加の萌さんの感想です。今回の句集ご入用の方は、亘さんへ。

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第八回オーロラ句会に参加して 
                            堤 萌



五月二十一日成瀬駅前市民センターにて第八回「オーロラ句会」十句一塊の
コンクール句会が開かれた。
初めての参加なので選句の仕方などに少し戸惑いを覚えた。
それにしても皆力作が多く、気合が入っている作品ばかり。

一位天、二位地、三位人、という選び方で十句全体で選ぶか、
その中の優れた句を重視するかで迷うことしきり。
結局私の場合は天「古町」 地「中欧の旅」 人「青ぬた」を選んだ。

その中の天「古町」に触れてみる。
並びゐる職人の黙杜鵑草       の「職人の黙」
桔梗や角帯締めて若旦那       の「角帯締めて若旦那」、
つと止まり踊り復習へる乙女かな  の「踊り復習へる」、
落籍されし人を誘ひて踊りの輪    の「落籍されし人を誘ひて」、
目配せをくれて立ち去る芒かな    の「目配せをくれて立ち去る」・・
等々非常に情緒あふれる句でしみじみとした情感が伝わり、
色っぽい艶かしい句であった。

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地、「中欧の旅」 フレーズとして好きなところは
雪残る山々囲む塩の街        の「山々囲む塩の街」
モーツアルト生家に淀む余寒かな  の「淀む余寒」
衛兵の瞬き一つ春の月        の「衛兵の瞬き」など。 

人、「青ぬた」食べ物を詠んだ句で十句すべて食品でまとめている。
焼売弁当から始まり、突き出しの独活、青ぬた、馬刺しと酒、味噌田楽、
菜飯、鰆の握り、浅蜊汁、夏みかん、最後に
囀や硬きミントのチョコレート   で締めさすがの十句であった。

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そして懇親会は成瀬の和風お食事処「とんでん」で和気藹々と二時間ほどの歓談。
私の隣は大先輩で二人ともアルコールが飲めず静かに話をし、俳句の教えを乞うた。
このオーロラ句会に参加し一塊の十句を詠むという事、関連性物語がある句作りが
大切という事などいろいろ勉強になった。
                        

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夜の句会である新宿句会が、初めての吟行を行いました。

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     新宿句会9月吟行  新宿御苑            
                           大木満里

九月の日曜の朝、かなりの雨。今回の吟行地は新宿。
思わず二の足を踏み 、かなりの迷い。が、初めての新宿御苑。
少し小降りになったので、どっこいしょ!と出で立つ。
11時集合ではあるが、遅れること一時間半。

新宿駅南口の雑踏から道を歩くこと10分。
さすがに御苑の森が見えてくると、辺りが静かになってくるから
不思議である。雨もあがっている。

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天候のせいか、園内は思いの外空いている。
まず日本庭園をめざしとろとろと歩んでいくと、
誠に風情のある美しい景が現れてくる。
爽やかな広々とした池と、そこに掛かる白い橋。外国の方も多い。
そして、今やブラックボックス、伏魔殿と世間でかまびすしい都庁の
上部と尖塔部分が緑の木立の上にくっきりと貼り絵のごとく聳えている。                

近くにはお茶室もあり、ゆったりとした気分にしてくれる。
(さらば句友よ、句作はもういい・・・)遅れて何とまあ、
自分勝手な思い事。(これは心に秘めておかねばならぬ)

日本庭園を抜けていくと、「満里さーん」という、
聞いたことのある声二つ。あらら、丘の上の休憩所から、
詩さんと光香さんが身を乗り出して手を振ってくれている。
心優しき句友に出会ってしまった以上、空っぽの頭でも
どうにかひねりまわして、句作に励まねばならぬ。と、
我が身にきつーく言い聞かせる。

フランス式整形庭園に回り、秋薔薇の咲き具合はいささか寂しいが、
プラタナス並木に人影はなけれども、これがなかなかロマンティック。
もしや人影が隠れていただけ?

イギリス風景式庭園の漠たる中では、わるさんに出会う。
薄暗い木立ではどこか見た人よと、目を凝らすと青さん。
じゃ後はどなたが参加されているの?

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いささか疲れベンチに座ると一陣の風が吹き抜ける。
椎の実が音をたてて落ちる。「ドングリ、ドングリ!」と
はしゃぎ回る子どもたちの声がとっても可愛い。
 
いよよ集合時間と門に急いでいると、なになに「可愛い茸」が
もこもこはえているではないか。が、句会ではこれを
「毒茸」と表現する人あり。
人によって見方は違う、と笑いあったが、是非とも御苑に行き、
ご自分の目でお確かめあれ。
 
句会場は新宿三丁目喫茶店の会議室。7名参加。7句出し。
2時間ながら談論風発。   

過激なわるイ夜!!(・・・にしたかったなァ・・・)焼餃子食べて満腹すぎる夜。
  
    
      鈍色のベンチ一列九月尽        青
  
      茸群生サイレンの鳴り止まず      光香
  
      逞しき腿に秋の蚊止まりたり      夏斗
  
      秋雲の梢を高く流れけり        わる
  
      新宿に生まれ秋野のまんなかに     心
  
      次の世は御苑の大樹ましらだけ     詩

      尖塔は弾頭に似てつくつくし      満

楽しい初心者用の句会を、もう一つご紹介いたします!

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         えびな句会
                    砂金 明

えびな句会は今年の4月で3年目を迎えました。

講師は句歴が長く、どのような句にも
適切なアドバイスとその人らしさを残してくれる
城中良さん。俳句の基本のきまりと文法を噛みく
だいて講義し、生徒さんの例句に対する感想を
上手に引き出す三森梢さんの2人です。

事務はハートが熱く行動力のある小林風さん、その風さん
に頼りながらややえばり気味の砂金明です。

生徒さんは現在男性7名女性5名の12名です。
その中都市の会員は4名ですが中西主宰の「ゆっくり
あせらず会員を増やしてゆく」の考えに沿って
授業を進めています。

具体的な年間スケジュールは海老名福祉会館で毎月
第1火曜日の午前中に講義と句会があり、偶数月には
午後、席題句会があります。
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8月は吟行句会です。
1回目は海老名の有名な清水寺と弥生神社。
昨年は座間谷戸山公園、今年は町中にある牛舎と飼料畑、
目久尻川周辺でした。8月は暑く季節を変えた方がいいかもしれません。

そして年に1、2度城中良さんの講演会があります。
約1時間、初心者の方には少しレベルが高いようですが
色々な角度から俳句を大きく掴み、俳句の奥深さにきずき
興味を持つきっかけになるように思います。

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それぞれの個性をもつ12名の生徒さんと4名のスタッフで
楽しく俳句を学ぶえびな句会を目指します。海老名市と
その近隣の方々、ゼロから俳句を一緒に始めてみませんか。

神奈川県厚木で開催している、楽しい句会の紹介です。

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         あつぎ句会を担当して
                              田中翔子


都市の初心者句会の、あゆみ句会、えびな句会に続く第3弾として
発足したあつぎ句会は2年目も着々と歩んでいます。
1年目の準備中に危惧したこと、会員は集まるだろうか?
俳句に興味をもってくれるだろうか?続けてくれるだろうか?
スタッフとして上手に進行できるだろうか?等々不安だらけだったが、
始まってみれば、その不安は徐々に消えて行きました。 

おそらく受講者も同じように不安を抱いていたことでしょうが、
中西主宰の人柄と懇切丁寧な講座によりその不安が
喜びと熱意に変っていくのを目の当たりに実感できました。
我々スタッフも初心のころ味わった感動が甦ってきました。
スタート時13名の参加者のうち3名が都市に入会しました。
今後は都市のメンバーとして活動を広げていってくださるでしょう。

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好評だった中西主宰の講座が終了し、2年目を任されたスタッフに
不安がよぎりましたが、8名の方が継続され、1名の新受講者を加えて、
9名の受講者で無事スタートできました。
本部より講師として派遣された都市同人(杉本奈津子・安藤風林)と
事務局(大矢知順子・田中翔子)により楽しく進めています。 

講座は奈津子同人が昨年の講座をさらに具体的にやさしく講義され、
わかりやすいと会員より好評の声。
また風林さんのユーモアをふくめた句会進行も気心の知れた仲間同士で
活発な意見を言い合いながらも講師陣の講評でその場を締める、
という感じでとても充実した内容になっています。

また6月には吟行に出かけました。
ほとんどの方が初めての吟行でしたが皆しっかり課題の5句を作り、
句会も盛り上がりました。
同じものを見たり聞いたりして共有した時間の後での句会は特別です。
作句の勉強になりますし連帯感も増します。
一同吟行の楽しさを味わい、秋にまた吟行会をしたいと意欲を燃やしています。

俳句など作れるかしらと誰しも不安になるものですが、
私自身このあつぎ句会を通して感じる事は、
私たち日本人が潜在的に持っている言葉のリズム、
自然に対する感性をちょっと刺激することにより
誰でも俳句は作れるという事です。
あつぎ句会の受講者からそれを学びました。
皆みるみるうちに句の形が整い、どんどん上手になっています。

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句会に参加してこその俳句です。毎回自分の句の講評を聞いて、
ほかの人の俳句を鑑賞して、何が良いのか、良くないのか、
発想はいいけど表現が悪いとか、、、句会で勉強したこと、
感じたことを積み上げて上手になっていく。
今それが楽しくて仕方ないと何人かの方が言っていました。
スタッフとしてお手伝いしていてこんなに嬉しい言葉はありません。
共に学び共に上達する喜びを大切にしていきたいと思います。

あつぎ句会は毎月第二木曜日10時より厚木市民交流プラザ
「アミューあつぎ」で開いています。

興味のある方はぜひ「都市」までご連絡ください。
見学だけでも大歓迎です。

都市の若手中心の、生きの良い新宿句会です!!

Posted by レオフェイ on   0  0

      新宿句会の「袋回し」はすごいらしい    
                                吉川わる


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1月の新宿句会は、「袋回し」に挑戦してみました。

①人数分の封筒(これが袋になります)を用意して、
参加者に配ります。

②各自、自由に決めた題(今回は、羊、音、砂、両、赤、出の6字)を
紙に書いて、封筒にしまい、時計回りに隣の人に渡します。

③封筒から紙を取り出し、題を確認したら、作句開始。
できた句は短冊に書いて、これも封筒に入れていきます。

④3分たったら、せーので、時計回りに封筒を回します。

⑤これを繰り返し、自分の出した題で作句したら、終了。

⑥封筒から短冊を取り出し、清記して、あとは普通に句会をします。

題詠句会である「藍句会」との違いは、回ってきた封筒を開けるまで
題がわからないこと、作句時間が1題につき3分だということです。

3分ではダメよ~ダメダメとお思いでしょうが、
参加者が6人で今回は54句できましたから、
1題につき1.5句作った計算になります。

漢字の意味や熟語を調べたりする時間はありませんが、
その分、思いついたことを定型に載せて季語を付けると、
斬新な句になったりします。

意味を聞かれると作者が困る句もありましたが、
読者が勝手に想像を膨らませてくれるため、
わかる句よりもむしろ点が入ったようです。

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経験者の青さんが語るには、だいたい飲み屋でやるものなので、
ルールはその場の気分で適当にということです。
今回は当季雑詠で題も漢字一字でしたが、
題はつまみの「豆腐」だっていいわけです。

さて、2月の新宿句会は好評につき、「袋回し再び」です。
みなさまの参加を心よりお待ちしています。

たまには新宿で夜遊びしてみませんか。日程は決まり次第、
掲示しますので、都市の日程表でご確認ください。

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