俳句でおしゃべり-都市ー

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切り口の新鮮な句を詠む悠歩さんの句を、順子さんが読み解きます。

          順子さん都市の一句俳句鑑賞                                    大矢知順子             嘘に嘘かさねしことも曼殊沙華      原 悠歩                      「自分の句で、一番好きな句ってある?」この稿に当たって、悠歩さんに 聞いてみた。その時、「景が見えない句だけど…」云いつつ、掲げて下さったのが、この句であった...
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都市の1句です。お二人は、「こもろ日盛り俳句祭」の仲間同士です。

             都市の一句(三九回)                              吉川わる           民宿の女将仲間や蕨採   大矢知順子                         この句の初見は「都市」六月号の校正作業の折で、「順子さん、うまくなったなあ」と思わず呟いてしまった。「なったなあ」というと上から目線のようだが、そうではない。順子さんは今年になっ...
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「都市の1句」も38回となりました。

     都市の1句(38回)   俳号はどうなのだろうか?                           北杜青わるさんは、「都市」に入会してすぐ、平成25年12月号の次の句で都市集の三席を占めます。     石鹸の外周硬し盆の月   吉川  わる この句を見たとき、変わったところを詠む人があらわれたなあと思いました。素材がめずらしいという訳ではなく、普段、誰もが触れているものや場面のなかで普通...
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都市の1句は、葉子さんのことをよく御存じの美渦さんの語りです

      都市の一句  ( 37 回 )                           野川 美渦   子供らのゆかず娶らず年暮るる                  松井 葉子  (2013都市2月号) なんと分かりやすい句であろうか。説明の全くいらない。難解な言葉が一つもない一句。それでいて読み手が思わず同意もどきの声を挙げてしまう句なのではないだろうか。 子供らの、とあるから子供は二人以上...
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風さんが、美渦俳句を面白く読み解いてくれました!

  都市の1句 (36)               小林 風 嚙み砕く氷砂糖や昭和の日  野川 美渦本来氷砂糖は、時間をかけて甘みを溶け込ませる料理法に使用されるものです。しかしこの句では、噛み砕くと言い切っています。思わず背筋が伸びる思いがしました。「戦争」を意識して作句しているからではないでしょうか。                  戦中戦後は砂糖が...