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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

2009年 皆さんの自選句です。

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汗し来ぬきのふの吾を見るごとく         中西 夕紀


田を植ゑて静かな風の流れけり          砂金 明

羅の母の来ている参観日             井上 田鶴
 
牡丹の身を振るごとく散りにけり         岩原 真咲

眼を開けば歯科女医の眼や柿紅葉    江川 砂男

髪染めて襟を正して若葉風            大木 満里

古希よりは白き椿であらまほし          岡 康太
鎌倉 日矢


スターバックス穴場時間の冬の月         川手 人魚

山積みの週刊プロレス炎暑かな          栗山 心

日盛りやざわめくカフェに身を沈め        小林 山荷葉
  
梅擬売子は車掌兼ねてをり            坂本遊美

一礼のあとの一声寒稽古             桜木 七海

鯉幟肝腎な日は草臥れて             酒匂 了太

耳聡き子にカルミヤの5月かな          城中 良
木琴 良


源流や松かけのぼる藤の花            杉本 奈津子

一日を甘夏煮つめ誕生日             高木 光香

ライオンになって吼え出す耳袋          永井 詩

音はみなきらめきとなり夏の朝          中島 美峰
美峰


寛解の如く日向へ落葉かな            野川 美渦
美渦


篝火に読み返しをり初みくじ           浜島 葵
葵蝋燭

 
巨大なる塑像のやうに滝立ちぬ          平賀薫風
マザーツリー 薫風


息少し入れたき風船蔓かな            平野 皓

母を着る少し小さき春コート           星野 佐紀
佐紀 母子


早暁や目鼻濡らして春の鹿            本多 燐

太白の統ぶる空なり枯野道            松井 葉子

どこまでも霧どこよりか晴れゆけり        丸山 桃
霧 もも

 
宵宮や出店に届くガスボンベ           三森 梢
祭り 梢


万緑の中や昭和の弾薬庫             森 有也

莢蒾を口に含みて名を覚ゆ         盛田 恵未

ひきだしに肩たたき券朝曇            山城 透

帽子飛ぶ風の強きや味噌作り           山本 旦

幼児のイルカと跳ねて処暑なりき         渡辺 友志夫
イルカ トシオ

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