鎌倉腰越吟行記(六月四日) 大木満里 快晴。江ノ電・腰越駅の集合時間に1時間遅れて到着。もう「都市」の皆さんは腰越海岸で吟行を始めていられる。 私も海岸に急ぐ。途中、白子丼の店先には順番を待つ客が溢れていた。と、ふと横目に飛び込んできた看板には「満福寺」。内心クスリとしながら、なおも急ぐと彼方の寺の境内...