最近仲間になってくださった茫子さんが、名調子で語ってくださいます。
2010/12/12
ご存知とは思いますが 渡辺 茫子時は元禄十五年師走の十四日。折しも降り積もった雪を踏みしめ、鎖帷子(かたびら)に身を固めた大石内蔵助率いる四十六名の侍。目指すは本所松坂町 吉良上野介上屋敷。と書くと講談のようですね。実は、この師走と雪が曲者なんです。私達の中には師走イコール十二月という意識が何時の間にか植え付けられておりますよね。ですから、これは元禄...
「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。
ご存知とは思いますが 渡辺 茫子時は元禄十五年師走の十四日。折しも降り積もった雪を踏みしめ、鎖帷子(かたびら)に身を固めた大石内蔵助率いる四十六名の侍。目指すは本所松坂町 吉良上野介上屋敷。と書くと講談のようですね。実は、この師走と雪が曲者なんです。私達の中には師走イコール十二月という意識が何時の間にか植え付けられておりますよね。ですから、これは元禄...