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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

村祭の主催者である茫子さんに、今どきの祭について、語って頂きます。

Posted by レオフェイ on   0  0

       秋祭

                渡辺茫子

祭と言えば夏の季語ですね。
豊作を祈願して行う祭は春祭。

        春祭り○


五穀豊穣に感謝して行うのを里祭と呼ぶんです。
つまり農村部でのお祭りです。
(ちなみに、五穀とは、イネ、ムギ、アワ、キビ、マメ
のことです。)

房総は三方を海にかこまれていますので、当然
海岸部での祭も多くなります。

大原はだか祭の潮踏み、上総一の宮玉前(たまさき)神社の
神輿渡御など神輿十数基が海中に入って揉む豪快な
祭もあります。

(尤も、少子化、過疎化で担ぎ手不足。半分は、背中に
刺青を貼り付けた賃稼ぎだと言う人もいる位です。)


小生の町でも隣町でも大神輿の担ぎ手不足で練り歩くのは
子供神輿のみ。それも半数は女の子。

さて、小生が役をやっていた豊栄(とよさか)神社の例を少し書いてみます。

この産土神の氏子は十二地区約五百五十軒。
年毎に「ネンバン」が変わるのですが、
この年番区が、事前の草刈り、大掃除氏子総代十二名、
区長、来賓等の接待、幟の立て降ろし等々を担当します。

神輿蔵に神輿は十四基ありますが飾ってあるだけです。
理由は前述の通りです。

只、囃(はやし)連は一地区減りましたが、
櫓を組んで賑やかに三台が奉納の謡を致します。

         IMG_7589.jpg



小生が執行する様になってから春、秋の例大祭にはテキ屋を
外し、地区の住民による屋台を許すことと致しました。

            IMG_夜店


又、十年一日(いちじつ)だった神事の内に、巫女舞、浦安の舞いを入れて
少しでも、観客を誘引するようにして今日に至っております。

当神社で元旦におこなう獅子舞を秋祭に行っている町村も
あるようです。
さらには客寄せのために“ヨサコイソーラン”連とか...。

先に書いた「ネンバン」にとって最も大変な注連縄作りも
業者に委託することで人手不足、藁不足に対処させて居ります。

現在の地域の実態にあわせ祭も変わってゆくべきであろうと
愚考致します。

     豊栄神社合祀百周年記念

   産土の記念碑五月の風と陽と     渡辺茫子



            IMG_巫女○

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