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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

今年、最後の吟行報告です!

Posted by レオフェイ on   0  0

     大和市「泉の森」吟行記(12月3日)              
                     
                      大木 満里            
 

いよいよ今年度最後の吟行。

念力で天気快晴!にと思いきや、な、なんと、
前日からの氷雨がふりやまず・・・
それでも12名が相模大塚駅に集合。

スキーウエアーで防寒をはかり着膨れた方もおられ、
いざや「泉の森」へ出陣!!しかし、よくふる。

行くべきか行かざるべきか、
ハムレットの心境の方もいられたのではないか。
(実はかくいう私がそうである)
 
雨脚強き鬱蒼とした森の中に、黙々と進んでいる一団。
径はすでに川となっている。

まず大和市郷土民家園に入る。
江戸時代中期と末期に創建された古民家2棟が移築復元され、
屋内には農作業具等が展示されている。

ようやく一息入れ外に目をやると、
木立の紅葉が今が盛りであることに気づく。

      IMG_3739.jpg


皆さんは早速、悴んだ手で句帳に書き付けていられる。
(ムムッ、さすがである。)
 
しばらくしてから大和市自然保護センター・「しらかしのいえ」
に向かう。落ち葉に敷き詰められた径。
天気がよければ足を踏みしめるごとに心地よい音がし、
「枯れ葉よ~」とシャンソンの一つも口ずさんだにちがいない。
 
「しらかしのいえ」の前には湿生植物園や緑のかけ橋、
水鳥の泳ぐ大きな池がある。
幅の狭い引地川の水量と水勢の激しさにも驚いた。

どうやらここは水源池らしい。ようやく、このころから
雨も小降りになってきた。やれやれである。
 
 主宰の句

 飛びながら鴨は身体を伸ばしけり    中西夕紀

「しらかしのいえ」では大きなストーブに薪がくべられ、
赤々と炎がたっている。暖かい。昼食をすますと
皆さんの表情もほっこりとし、七句出句の句会が、
美渦さん司会のもとに真剣かつなごやかに始まる。

        ストーブ



 主宰特選句


  掛け時計止まりて久し冬座敷      杉本奈津子

  冬空に魔除けの目篭立てにけり     秋澤 夏斗

  冬の雨はばたく鳥になほ激し      三森  梢
 
  幾重にも滴落つるや冬紅葉       大木 満里



句会後、傘を忘れることもなく、皆さんのんびりと
雨上がりの公園を歩かれている。

       IMG_3825.jpg


当番の松井葉子・野川美渦さん、ありがとうございました。

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