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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

角川による「震災と詩歌」は10月23日の朝日新聞夕刊でも紹介されていました!

Posted by レオフェイ on   0  0

〈合評鼎談〉
             松井葉子


角川書店の「合評鼎談」があるというので、
会場まで馳せ参じました。壇上では、
夕紀先生は和やかに井上先生と句の鑑賞をされ、
高野先生は、どっしりと構えられお二人の意見を
まとめていらっしゃいました。
このように時間をかけ、吟味されることは,
俳人冥利につきると思いました。    
  


〈俳句創刊60周年記念シンポジウムを聞いて〉
                   岩原 真咲


髙野ムツオ氏は震災を多くのの俳句にしておられる。
髙野氏は震災を無季でも詠んだ。
あえて無季なのだ、無季ならでは表現できない句なのだと
言われる。強く心に響いた。
震災で無季というジャンルが拍車をかけて
力を持ってきて今後の俳句の一方向を示している。
                  


バラ窓



〈公開「合評鼎談」2012&『俳句』創刊60周年記念シンポジウム〉 
                      森 有也


公開鼎談は高野ムツオ氏、井上弘美氏、
中西夕紀主宰の『俳句10月号』の合評会。
井上氏の多彩な知識と能弁、中西氏の鋭い感性、
高野氏のユーモアある語り口の中にも
鋭い批評が印象的。
 二部「大震災と詩歌」は高野ムツオ氏、
佐藤通雅歌人、和合亮一詩人によるシンポ。
俳人は震災を俳句で読める、読めないの二派に分かれる。
私は何とか読めると希望を持っている(高野氏)。
震災によって季語が凌辱されたと思うので、
否定的であった俳句の叙述力に期待(佐藤氏)。
季語は立つべき場所、季節を示す宇宙。
個人個人が自分の季語を揺り動かすべき(和合氏)。
示された震災の歌、詩は深く感動を呼んだ。
やはり、『都市』8月号の駄文に書いた通り、
人間が自然と一体化した姿を示すところに
俳句の力があるのだと確信した。
「新米・角」席題は、「都市」から詩さんの特選、小生の入選だった。 

皺の手に新米ならべ語りけり    有也

新米や神慮及ばぬこともあり    詩
                   
   

<10月7日公開鼎談>  
              三森 梢                 

文房具ありがとう 
えんぴつ、分度き、コンパス大切にします。
花のなえありがとう
お母さんとはちに植えました。
花が咲くのがたのしみです。   
(中略)
応えんの言葉ありがとう
心が元気になりました。
最後に おじいちゃん見つけてくれてありがとう 
さよならすることができました。 

これは、和合亮一氏によって朗読された
菊田心さん(当時11歳)の詩である。
和合氏は、「震災に遭遇して、それまで書いた事のない
多くの人が詩を綴っている」と述べたが、
万葉の防人歌など無名の人による歌の歴史を想い、
そして人を癒し励ます力が言葉にはある事を、
強く思ったひと時であった。   
     

祈り



〈鼎談とシンポジウム「大震災と詩歌」〉
                  永井 詩


雨の中、会場に到着。「俳句」の編集部は、
たおやかな女性の方々ばかりで驚いた。
鼎談の見学者の中に池田澄子さんや
上田信治さんを発見!ミーハーの私は、嬉しくなった。
鼎談は丁々発止で、テンポよく進行した。
拝聴しながら、夕紀主宰の講評の優しさを再確認!
二部は、被災地在住の高野氏、佐藤氏、和合氏がパネリストで、
シンポジウムは中身の濃いものであった。
会談後、上田氏から和合氏への質問があった。
「作品は涙で、はかれるか?
貴方は詩人でなく語り部になってしまったので、
詩人としての仕事が分からなくなったのではないか?」
和合氏は「震災の惨事により福島では正しいことが
見えなくなってしまった。その中で、自分のセンサーは
涙とおもう。現代詩の基準と涙の基準はちがうかもしれないが、
今の自分は涙が基準だと思う。」
他に、「被災者以外も震災の句を詠んでよいか」
という質問もあった。
高野氏は「祈りがある場合のみ認められる。
自分の生きている場をしっかり受け止めて詠むべきである。
推量はいけない。」と答えられた。
「大震災と詩歌」は、大震災から1年半たった今、被災地の
詩人たちの生の声を聴くことで、様々のことを知り考えさせられた。
いい企画を拝聴でき、良き一日が過ごせた。

                      

≪公開「合評鼎談」2012&創刊60周年シンポジウムin東京≫
                      坂本 遊美

会場の角川本社へ行って参りました。 
中西主宰の案内紙を配る時「檀上で固まってしまったら、
『ガンバレ』と声を掛けて下さい。」の言葉が
心に残っていました。
勿論、冗談なので、落ち着いて、ご自分の意見を
毅然としておっしゃる中西主宰にそんな必要など
あるはずもありませんでした。
鼎談では、句も鑑賞もその人を表すと感じたのですが、
内容は、「俳句」に掲載されるので
ゆっくり読みたいと思います。
当日投句に、高野ムツオ先生の(特選)を永井詩さんが、
(秀逸)を森有也さんが受賞されました。
「都市」の日頃の活動の成果だと、自分の属している事に
喜びを得た思いです。
主宰に仲間に拍手出来る幸せな1日でした。



〈角川鼎談とシンポジウム〉
                井上田鶴

角川の会への参加は、ちょっと見てみようという
軽い気持ちからだったが、鼎談の先生方の深い読みや
俳句への思いを知り、多いに刺激された。
歌人や俳人の話も興味深かったが
和合氏の児童詩の朗読に涙した。
音声による表現の強さに心を動かされました。

                           
   

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