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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

わが結社最高齢の洋太さんの生き生きとした句への、イキイキとした鑑賞です。

Posted by レオフェイ on   0  0

       ブログ聖羅さん 都市一句鑑賞          
                                  田中 聖羅
                          
            あと五年遊ばんと買ふ春帽子      松岡 洋太



はじめに、大先輩の句であるので、大変恐縮しながら鑑賞させていただいた。
 2014年「都市」8月号の一句である。
「あと五年遊ばん」とある。「生きよう」などと野暮なことは言わない。
 「あと五年・・・」とは、遠慮しておられるが、年齢をかさねられ、その重さを
どっしり身にもち、さらにこれからの生をも見据えておられるからこその
余裕と、奥の深さが感じられる。

 そして、春帽子を買うのである。ここは、夏帽子でも冬帽子でも、決してない。
春帽子は、たった今の、そして未来の象徴でもあり、その実践でもある。
幸せ感に満ち、やわらかな余韻のある響きである。
 「生」への深い愛着を、さらりと詠み颯爽としている一句なのである。

                    IMG_0429.jpg


 近頃、断捨離とか、終活とかの情報があふれているが、それはそれ、全く
質の違う世界のことである。わたしたちは、若い人たちに臆することなく
今という時を、思うまま自分のものにして過ごしたいと思っているのだから。
 
 作家の井上ひさし氏は、亡くなる前に、
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをおもしろく・・・・」と、言い残した。
 俳句ではどうだろう。
 難しげな表現もしてみたいし、さらりと、面白い句も詠めればよい。
それは、どちらも深い裏打ちがあってのことなのだろう。

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 私も、「あと五年・・・」、俳句で遊び・・・・おっと、精進し、さらりと、人生を
詠む句ができれば最高だろうと思う。

 さまざまに試練がある今、洋太さんにあやかりたい私である。
 

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