秋櫻子の大和 森 有也 百濟観音 春惜むおんすがたこそとこしなへ 伎藝天 藤咲けば眉の匂ひて見えたまふ 天燈鬼 人が焼く天の山火を奪うもの 橘夫人之念持佛 行春やたゞ照り給ふ厨子の中 これらの句は第一句集『葛飾』の最後に載...