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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

「都市の俳句」コーナーも、今回で30回となりました。

Posted by レオフェイ on   0  0

      都市の1句(30)

                         関野小一

     シベリウス流るるカフェや寒の月    (都市 2015年6月号)

寒い冬の夕暮の街を歩いていると喫茶店からシベリウスの
美しい曲が流れてきている。

       DSCF6218.jpg

あるいは寒い冬の夕の街で用事をすまし、喫茶店でくつろいでいると
シベリウスの曲が流れている。
このような情景が浮かんでくる句である。

この作品の何よりの素晴らしい点は、
冒頭の上五に北欧フィンランド作曲家シベリウスを
持ってきたことにあると思う。
句の全体がこの上五の語によってひきしまっている。

          RIMG0081.jpg

いつも変わらない静かで淑やかな菅野れいさんという方の
人柄から自然に生まれ出た句である。
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