都市の1句(43) 石黒直子 純さんの作品に出合ったのはつい最近、はじめは随分上手な方が都市に入ってこられたという印象でした。そのうち何度か句会をご一緒して、俳句の道を究められた方という感じを持ったのです。 うしろ手に障子をしめて春灯 うしろ...