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「2020年04月」の記事

主宰の句を、関山恵一さんが鑑賞してくださいました。

2020/04/14         

文字色 「都市」四月号 主宰句鑑賞    関山恵一(春野同人)      鯛焼に唇焼いて六区街年末の風物詩浅草の「羽子板市」を訪れたのであろう。人で賑わう六区を歩き小腹の空いた作者、鯛焼の香に誘われ購入し、ぱくりと嚙んだ鯛焼の熱さに唇を焼いてしまった。それもご愛敬、歴史ある下町の年末風景に詩心が広がったに違いない。さりげなく「唇焼いて」の措辞が広がってゆく。 ...