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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

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2013-02-13 (Wed) 22:32

中西主宰が、54回芭蕉顕彰俳句大会の選者にお呼びいただいたご縁で、「35回大江戸山伏大祈願祭」に参加した報告です。

   羽黒山全国俳句大会余聞

         森有也


 昨年の11月、我が「都市」中西主宰が羽黒山全国俳句大会の
選者となり、都市会員の十人余の有志は勇んでお供をして、
はるばる山形の羽黒山に登り一夜を芭蕉・呂丸ゆかりの
宿坊に過ごしたのであった。

杉〇



羽黒三山神社は鶴岡市との共催によって、
実に54回の芭蕉顕彰俳句大会の伝統を
延々と続けて来たのである。
 
今年、思いがけずも昨年の御縁をもとに
羽黒三山神社の「第35回大江戸山伏勧進大祈願祭」の興行に
中西主宰もご招待を受け、またもや我が「都市」有志は
その何たるかも知らず、主宰にお供することとなった。

会場の明治記念館は冨士の間、
数々の著名人有名人の結婚式場としてテレビや
映像で見たシャンデリア輝く大広間である。

会場の大祭壇には「第35回大江戸山伏勧進大祈願祭」の
大壇幕の下に我が大和魂の存するところの大日章旗を掲げ、
金屏風を後背として榊を両翼に広げ、羽黒三山神社の
大神を遷座ましまして、飾りものはくだんの如く
山海の豊穣たる根菜・珍味、御神酒を三宝に奉げ
祭り大勧進の雰囲気はいやが上にも厳かに胸高まるのであった。
 

「山伏入場!」の声高らかに、法螺の音ブオーブオーと鳴り響き
八名の先達山伏を先頭に、その一人は大なる斧を持ち
その他の者は六尺の樫の棒(梵天)を携え堂々の入場である。

それに続くのは羽黒三山宮司、権宮司、祭典実行委員長など、
特別奉仕山伏は各地の信者信徒の山伏姿も凛々しく、
男性山伏は会場を左回り、女性神子は黒髪を白い布で包み隠して
右回りにそれぞれ20名程祭壇の左右に分かれて立ち並ぶ。

笙篳篥の楽人6人はすでに祭壇脇に控えて
それぞれの楽器を厳かに胸に持つ。
すでに大勧進祈願祭は用意を整え、山伏二人祭壇に向かい
火打ち石による切火、実行委員長の開会宣言、
法螺貝の音と共に大先達による二礼二拍手一礼に合わせて
参会者350名程は起立して拝礼拍手。
 
この後は目的の祈願の祭り、大先達山伏3人
および控えの山伏4人が祈願文を朗々と読みあげ、
神に対する願い即ち三山をことほぐ言葉に始まり

銀座人


日本国の平和安寧、東北大震災復興祈願、
最後に本日参会の寄進者名を限りなく神に報告。

続いて来賓、各地区代表者、篤志家などの玉串奉奠、
わが中西主宰も「全国俳句大会選者」として紹介され
拝礼をされる。
 
神前の儀式は再び法螺の音と共に大先達の拝礼に
一同起立和して終了。宮司は晴れやかな顔で感謝のご挨拶。
「大先達、山伏、神子御立!」の発声とともに法螺の音堂々と
神のお使いの先達や山伏たちは退場となって2時間にも及ぶ
大祈願祭は終了したのである。
 

羽黒三山の法灯は、ある時は天台宗として栄え、
明治の御代には排仏毀釈を経て大戦を経験しながらも、
先史時代からの東北人の大自然に対する崇拝心と過酷な自然に対する
骨太い忍耐力を基に営々と灯し続けられてきた。
俳句の御縁を賜って、このような珍しい体験を
させてもらったことに感謝したい。
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最終更新日 : -0001-11-30

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