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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

Top Page › 未分類 › 春の嵐の中での吟行はどうだったのでしょうか! 
2013-02-20 (Wed) 21:41

春の嵐の中での吟行はどうだったのでしょうか! 

    鎌倉で考えたこと
             
     
                 高木 光香
 



2月2日に鎌倉吟行が行われた。
昨年秋に台風で中止になった鎌倉の海リベンジである。
しかし又暴風雨であった。(雨女か雨男がいるらしい)

その風雨の中を我ら15名はバスで終点の
逗子マリーナまで行き、小坪港の方へ歩き出した。
があまりの強風に、傘の骨がボキボキと折れ始め
ほとんどの人の傘が壊れた。
帽子を飛ばされた人もいたが、帽子は海に消えてしまった。

左下に怒濤に埋もれる和賀江島を見ながら、
春荒れの海沿いを風雨にめげず、
光明寺を目指し果敢に歩いた。

途中の材木座海岸には、たくさんの
ウィンドサーファーがいた。
若いとはいえない人達が、嬉々として荒波に
乗り出して行くのは、勇敢というか、暴挙というのか、
平穏を好む私には驚きであった。

         サーファー
  

そこで虹を見た人達がいた。
残念ながら私が下を向いて歩いていた時のようだ。
(教訓として、下を向いてはいけない。
上を、前を向いていれば、良いことに出会える)

やっと光明寺に着き、回廊をお借りして、
皆持参したお握りやお弁当を広げた。
私は途中の弁当屋で買ったロコモコ丼。
ハンバーグと目玉焼きのバランスも絶妙で
温かく美味しかった。

             寺


そこで、私は考えた。お天気は晴天もあれば風雨もある。
そのどんな時もこうして一緒に歩く仲間がいる。
苦楽を共にできる吟行仲間がいれば、私は老後を
楽しく送れるのではないか。

何か、とても良い気分になった。
俳句も作らないまま、これだけでこう思っただけで、
今日は良い一日だったと十分に満足したのだった。

それからバスで晴天になった鎌倉に戻り、
お約束どおり句会が開かれた。

私は

    空晴れて明日は節分雲疾し

を出したが、残念ながら賛同は得られなかった。
春を思う気持ちが控えめすぎたようだ。

    山門を抜ける海風桜の芽     明

    石塔や椿一輪寄りて咲き     菜園

    春疾風かもめ浮くたび波捲れ   良

    岩盤に噛みつくやうに寒怒濤   佐紀


等の佳句を得て、過激なる鎌倉吟行は
無事に終了したのであった。
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最終更新日 : -0001-11-30

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