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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

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2013-08-01 (Thu) 06:27

ジーンとくる鑑賞です。

  都市メンバーによる都市メンバーの一句鑑賞(8)
                       
                         丸山 桃

    
   子を悟しその手にぎるや冬茜     大木 満里
                        (都市2008年4月号)


まだ俳句をはじめて日の浅い頃、分からないことばかり
でした。

ノートを一冊用意して、何もかも書き込んでいました。
意味の分からない言葉、読めない漢字、文語文法、名句、
お気に入りの句、気になる句etc.

その古いノートの中にこの句がありました。
作者は、小学校の教師をしていた方です。
その経験の中から生まれた句と思います。

放課後の教室に子どもと向き合い、わかってほしいと
一心に話しかける作者、先生と生徒としてより
人間同士として諄々と言葉を選び話しかける。

そのうちにやっと子どもの心が解き放たれる。
ほっとして思わず手を握るとお互いの温もりが伝わる。
気がつくと窓の外は夕焼けに染まっている。

         IMG_6722.jpg


季語の冬茜がぴったりです。
明日もきっと晴れるでしょう。
たった一七文字でこんなことが詠めるのだとその時
感動した一句です。

私もこんな先生に会いたかった。



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最終更新日 : -0001-11-30

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