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なんと銀座で「都市」の句会が開催されることになりました!!
2013/ 10/ 14銀座句会始まりました
金野 露山
平日夜に句会があってもいいのでは…。
思い立ったが吉日、というわけでもありませんが、
初回を10月8日(火)に開いたところ、
男性会員4人にゲスト1人の計5人が
集まりました。
ゲストは夏目さん。
クッキーフェイスの雅子さんだったら万々歳でしたが、
金之助さんという年配の男性でした。

句会の場所は喫茶店ルノアールのニュー銀座店。
5人から8人用の貸し会議室を午後7時から
2時間使いました。5室ある会議室は満室でした。
提出句は1人3句。計15句を各自それぞれノートに書き写し、
特選1句を含め3句を選ぶスタイルです。
20人を超える中央句会とは違って
準備に時間はかかりませんし、選句もあっという間です。
各人の結果発表後、ざっくばらんに合評しました。
なぜ選句されなかったか、がよくわかるのが
少人数句会の大きなメリットでしょう。
大人数の句会だと思い切ったことが言えない
雰囲気になりますが、フェイス・ツー・フェイスに
なれば肩ひじ張っていても仕方がないし、
自然にほぐれて舌もなめらかになっていく感じです。
この日はゆっくり話をしたつもりでしたが、
30分ほど時間が余りました。
次回(日時は日程表をご覧下さい)は当季雑詠5句とします。
時間が余れば遊び感覚で即席吟を加えるなど
試行錯誤しながら進めていきたいと思います。
終了後は居酒屋で一杯やって解散しました。

最後に好評だった3句を紹介します。
この星の水を集めて梨まろし
裏山の篁騒ぐ月夜かな
水槽のやうな窓果て鰯雲
(注)夏目金之助は夏目漱石。参加者が少ない場合は
著名人のあまり知られていない句を
混ぜて選句するやり方があるそうです。
ただ、水原秋桜子などビッグネームの作品は
格が違いすぎて使えないとか。
ちなみに、上記3句に漱石作品はありません。
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