Article
「都市」の吟行旅行の紀行文です。1日目は、反省しきりの梢さんです。
2014/ 06/ 18 外房総合宿反省記
三森梢
6月8日午前8時、元気いっぱいの
21名を乗せたバスは、一路房総の
波切不動へ。
緑の山を背に、真っ赤な懸崖と
お堂が宙に浮いています。
波打ち際にあると思っていたのですが、
長い年月の間に海岸線は後退したとの事。

幹事さんが心を尽くして用意して下さった資料を、
全く読んでいなかった事が早くも露見してしまい、
今日一回目の反省です。
次は山武市歴史民俗資料館と隣接の伊藤左千夫生家です。
左千夫愛用の品々かは、その生涯は元より、
子規や不折との交遊も垣間見る事が出来ました。
左千夫がこの地の生れである事を
初めて知ったのですが、吟行先の下調べを
して来なかった不勉強さを、又もや反省です。
すこぶる美味しい釜飯を戴いた後は、
青田風に吹かれながら、成東・東金食虫植物群落へ向かいます。

ボランティアの方が指し示すその先には、モウセンゴケが
地に這う様に水に浸かり、小さな蝶がノアザミに翅を休めています。
「戦いに負けた植物が、栄養の無いこの土地を選び生き延びてきたのです」
という説明が心に響いた瞬間でした.
いよいよ片貝漁港と九十九里浜です。
青空の下、砂浜はどこまでも続き、太平洋の荒波が砕け、
地には浜昼顔、空には揚雲雀、そして茅花流しに吹かれ、
という浜辺です。
句会は、海を望む一室で午後5時から始まりました。
その人ならではの個性溢れる句が相次ぎ、
名乗る度にどよめきが湧きます。
そして終了後の私はと言えば、ひたすら燥いで一
日を過ごしてしまった事を深く反省しながら、夕食会場へと
向かったのでした。
三森梢
6月8日午前8時、元気いっぱいの
21名を乗せたバスは、一路房総の
波切不動へ。
緑の山を背に、真っ赤な懸崖と
お堂が宙に浮いています。
波打ち際にあると思っていたのですが、
長い年月の間に海岸線は後退したとの事。

幹事さんが心を尽くして用意して下さった資料を、
全く読んでいなかった事が早くも露見してしまい、
今日一回目の反省です。
次は山武市歴史民俗資料館と隣接の伊藤左千夫生家です。
左千夫愛用の品々かは、その生涯は元より、
子規や不折との交遊も垣間見る事が出来ました。
左千夫がこの地の生れである事を
初めて知ったのですが、吟行先の下調べを
して来なかった不勉強さを、又もや反省です。
すこぶる美味しい釜飯を戴いた後は、
青田風に吹かれながら、成東・東金食虫植物群落へ向かいます。

ボランティアの方が指し示すその先には、モウセンゴケが
地に這う様に水に浸かり、小さな蝶がノアザミに翅を休めています。
「戦いに負けた植物が、栄養の無いこの土地を選び生き延びてきたのです」
という説明が心に響いた瞬間でした.
いよいよ片貝漁港と九十九里浜です。
青空の下、砂浜はどこまでも続き、太平洋の荒波が砕け、
地には浜昼顔、空には揚雲雀、そして茅花流しに吹かれ、
という浜辺です。
句会は、海を望む一室で午後5時から始まりました。
その人ならではの個性溢れる句が相次ぎ、
名乗る度にどよめきが湧きます。
そして終了後の私はと言えば、ひたすら燥いで一
日を過ごしてしまった事を深く反省しながら、夕食会場へと
向かったのでした。
スポンサーサイト
コメント