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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

Top Page › 吟行 › 今回の吟行地は、東京の郊外の有名な深大寺です。
2015-03-19 (Thu) 22:54

今回の吟行地は、東京の郊外の有名な深大寺です。

         春寒の深大寺                       
                     森有也     

 
深大寺周辺は神代植物公園や水生植物園、門前町の蕎麦屋、
NHKドラマ「ゲゲゲの女房」のロケ地となった
水木しげる氏ゆかりの地として、年間130万人の行楽客が訪れる。
京王線調布駅からバスで10分足らずの都心からも
そう遠くない憩いの地である。

地形的には、関東大地が川の浸食によって削られ、
段丘崖となって絶え間なく地下水を吐き出し、
はけと呼ばれる緑豊かな田園地帯を形成している。

また、清流で磨かれた蕎麦の美味しさは江戸時代から
愛されて来た。その中心となる深大寺は奈良・平安に
その創建を遡る古刹の密教道場で、
現代俳句に大きな足跡を残した石田波郷の墓がある。
 
3月7日、2,3日前は20度近くになった陽気だったのに、
今朝は冷たいが雨が降っている。
一度緩んだ肌には寒気一段と感じられる。

着ぶくれた身でバスの乗降に手間取り、降りたのは
神代植物公園入り口。ある人は水生植物園に向かい、
蕎麦饅頭の湯気上がる門前町を深大寺に向かい、
ある人は神代植物公園に向かう。

               IMG_7881.jpg


冷たい雨風の中、こんな日は俳句向きだと意気を鼓舞して
目を凝らして集中。
 
さて、句会は1時30分に各自7句投句、5句を
互選のいつものやり方。主宰を含めて18名の参加。
披講のあと各自のコメント、主宰の選および選評あり。
今日の句の総計126句。

その季語の内訳をみると、梅は24、春の雨および春寒し各々15、
芽吹きは6、山茱萸は雨にとくに映えたせいか9句あり
。その他、めったに見れない座禅草は5句。
花あせびは3句。春の○○は池、寺、土、水など。

          IMG_9634.jpg

 
主宰講評では、しっかり物を見て作らず、言葉を探すと
季語の効き目がない。すなわち、季語が動く。
同じものを見て句を作ることが、いかに勉強になることか
再認識した句会であった。

 
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最終更新日 : 2015-03-27

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