暮れの築地吟行には、大勢の参加がありました!
2016年01月09日 公開
12月-築地吟行記-
大木満里
12月、快晴の築地市場。
今回の吟行はなんと!三十一名の大人数。
まず魚河岸水神社遙拝所で、御神酒を頂く。
鴎が空を群れ飛び、市場内は、もう多くの方で賑わっている。
寿司屋などはながーい行列。早朝よりお客が馳せ参じるとか。
とにかく新鮮で美味しいという証明ですか。
正直、私もふらふらとその列に紛れ混まんと思えども、
いやイカンイカン句作苦作と自らを戒め、きょろきょろ市場内を
歩き回っていると、なぜかいつのまにか一人。
もう十時過ぎなので競りは終わったんでしょうね。
それこそ大きな俎板を兄さんがごしごしと洗っていたり、
空き箱がごっそり山のように積まれ、
さすがすぎる量にただびっくり。
大きなマグロを囲んで写真を撮っていた外国人の家族。
でも魚河岸の兄さんはいやな顔ひとつせず、にこやかに
見つめていたのがとても印象的。いよっ!江戸っ子だってね!

またターレーなる荷を運ぶ電動車が何台も狭い店の間を
縦横無尽に走り回り、危ないこと、怖いことと思いきや、
よくよく聞くとこれはもう慣れたるプロの仕業とか。
しかしまあいろんな魚貝類が並んでおりました。
透明感あるすっくりした細魚。少々おどろおどろした海鼠。
きわめつけは鮟鱇までも。場内見学は、本当に一見の価値ありですが、
年末に向かいますます見学の方は増えていくとのこと。
確かに新巻鮭や数の子などがたくさん積まれ、
やはり年の暮れだといたく痛感。
その後波除稲荷神社に集まり、あら珍しやと枝垂れ銀杏を観賞する人、
はやくも句作に励む人・・・お賽銭を投げ入れ何かを祈る人(いい句を作らんと?)。

小春日和の中、三三五五と隅田川にかかる勝鬨橋をわたると、
船溜まりには屋形船。ここでも鴎が飛び交い
高層マンションの間をぬけてゆく。
築地市場は、来年豊洲に引っ越しの予定。是非行ってみたいものです。
大木満里
12月、快晴の築地市場。
今回の吟行はなんと!三十一名の大人数。
まず魚河岸水神社遙拝所で、御神酒を頂く。
鴎が空を群れ飛び、市場内は、もう多くの方で賑わっている。
寿司屋などはながーい行列。早朝よりお客が馳せ参じるとか。
とにかく新鮮で美味しいという証明ですか。
正直、私もふらふらとその列に紛れ混まんと思えども、
いやイカンイカン句作苦作と自らを戒め、きょろきょろ市場内を
歩き回っていると、なぜかいつのまにか一人。
もう十時過ぎなので競りは終わったんでしょうね。
それこそ大きな俎板を兄さんがごしごしと洗っていたり、
空き箱がごっそり山のように積まれ、
さすがすぎる量にただびっくり。
大きなマグロを囲んで写真を撮っていた外国人の家族。
でも魚河岸の兄さんはいやな顔ひとつせず、にこやかに
見つめていたのがとても印象的。いよっ!江戸っ子だってね!

またターレーなる荷を運ぶ電動車が何台も狭い店の間を
縦横無尽に走り回り、危ないこと、怖いことと思いきや、
よくよく聞くとこれはもう慣れたるプロの仕業とか。
しかしまあいろんな魚貝類が並んでおりました。
透明感あるすっくりした細魚。少々おどろおどろした海鼠。
きわめつけは鮟鱇までも。場内見学は、本当に一見の価値ありですが、
年末に向かいますます見学の方は増えていくとのこと。
確かに新巻鮭や数の子などがたくさん積まれ、
やはり年の暮れだといたく痛感。
その後波除稲荷神社に集まり、あら珍しやと枝垂れ銀杏を観賞する人、
はやくも句作に励む人・・・お賽銭を投げ入れ何かを祈る人(いい句を作らんと?)。

小春日和の中、三三五五と隅田川にかかる勝鬨橋をわたると、
船溜まりには屋形船。ここでも鴎が飛び交い
高層マンションの間をぬけてゆく。
築地市場は、来年豊洲に引っ越しの予定。是非行ってみたいものです。
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