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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

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2016-03-09 (Wed) 21:44

知の長老の小一さんの句を、たまごさんが取り上げました!!

  都市の一句(29)
                     小林 たまご

 
夜の桜あの世この世の境なし     関野 小一
                        ( 都市2014.4月号)

小一さんは、いつも何とも穏やかな、俳句でしか表現できない
句作りをしている。

夜の桜は、美しさの中に端正な姿と、音を伴って、
あの世とこの世を自在に行き来しており、命の声が
こだましているのであろう。

IMG_4098.jpg


桜といえば、栄え、華やかさを象徴するが、同時に
花はもろさや頼りなさ、あるいは不安の象徴でもある。
特に夜の桜は、底の知れないほど天の深さが澄んでいて、
何物もない世界である。

小一さんの、「心象道紀行」というエッセイ集に
「俳句は客観写生に始まり、中頃は、主観との
交錯が色々あり、それから終には、客観描写に戻るという
順序をふむものである。」とある。
絵画の世界にしても文学の世界にしても写生ということは、
極めて大切なことであると述べている。

IMG_3877.jpg


小一さんは、油彩の抽象画を得意とし、作品は20号「道」、「春の息吹」
「存在の諸相」などがある。
これら余韻のある哲学的な表現の作品は、絵画は絵筆によって
俳句は文字によって写し取る表現をしているのである。
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最終更新日 : 2016-03-10

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