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六月の吟行は歩きました!
2016/ 07/ 08 六月 大山街道吟行記
高木光香

大山街道は、江戸時代に赤坂御門を起点とした
庶民の大山詣りの道として栄えました。
矢倉沢往還ともいい、現在の国道246と平行しています。
今回は二子玉川から溝の口までを歩きました。
10時に24名が東急田園都市線二子玉川駅集合。
お天気も快晴です。まず多摩川の二子橋を渡ります。
橋をすれ違う通行人が多いのにはびっくりです。
昔は二子の渡しがあった所ですが、今は河川敷に
バーベキューのテントが幾重にも並び家族連れで賑わっています。
長竿の釣りの人も結構います。
道幅は狭く一列縦隊で進みました。
道なりに二子神社で岡本太郎が建てた「かの子碑」を見たのち、
骨董屋前の盥のメダカ・金魚を皆でのぞき込みです。
ここで、良い句が出ました。
それから道沿いに国木田独歩の碑、古い造りの田中屋呉服店、
薬の灰吹屋など老舗が続きます。中間地点のふるさと館で少し休憩。
遅れて歩いてくる人を待ちました。

二ケ領用水では水路の流れにしばし涼みました。
その後、溝の口神社から宗隆寺と回りました。
本堂前には、芭蕉の句碑「世を旅に代かく小田の行もどり」が
ひっそりとありました。
お寺をでれば栄橋交差点、溝の口駅のビル群も見えてきます。
駅前の丸井の後ろ側の句会場「てくのかわさき」に、
12時頃やっと到着しました。
今回は都会的でお洒落な二子玉川から、
橋を渡ると江戸情緒あふれる街並みとなり、
新旧の変化に富んだ街歩きでした。
箱庭の松街道へ張ってをり 青
片陰をひろわず遠く大山道 風
高木光香

大山街道は、江戸時代に赤坂御門を起点とした
庶民の大山詣りの道として栄えました。
矢倉沢往還ともいい、現在の国道246と平行しています。
今回は二子玉川から溝の口までを歩きました。
10時に24名が東急田園都市線二子玉川駅集合。
お天気も快晴です。まず多摩川の二子橋を渡ります。
橋をすれ違う通行人が多いのにはびっくりです。
昔は二子の渡しがあった所ですが、今は河川敷に
バーベキューのテントが幾重にも並び家族連れで賑わっています。
長竿の釣りの人も結構います。
道幅は狭く一列縦隊で進みました。
道なりに二子神社で岡本太郎が建てた「かの子碑」を見たのち、
骨董屋前の盥のメダカ・金魚を皆でのぞき込みです。
ここで、良い句が出ました。
それから道沿いに国木田独歩の碑、古い造りの田中屋呉服店、
薬の灰吹屋など老舗が続きます。中間地点のふるさと館で少し休憩。
遅れて歩いてくる人を待ちました。

二ケ領用水では水路の流れにしばし涼みました。
その後、溝の口神社から宗隆寺と回りました。
本堂前には、芭蕉の句碑「世を旅に代かく小田の行もどり」が
ひっそりとありました。
お寺をでれば栄橋交差点、溝の口駅のビル群も見えてきます。
駅前の丸井の後ろ側の句会場「てくのかわさき」に、
12時頃やっと到着しました。
今回は都会的でお洒落な二子玉川から、
橋を渡ると江戸情緒あふれる街並みとなり、
新旧の変化に富んだ街歩きでした。
箱庭の松街道へ張ってをり 青
片陰をひろわず遠く大山道 風
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