俳句でおしゃべり-都市ー

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四月の1泊吟行2日目(23日)の吟行記です。

    平成29年4月23日一泊吟行 2日目   
                             岩原真咲

吟行2日目、4時過ぎに目覚める。
屋上の露天風呂に直行、すでに先客があり
ゆったりと湯に温まる。山間に朝凪の少し霞んだ海に
浮かぶように平らな初島の姿が見える。
長湯したいがそうゆっくりはできない。
9時前には2回目の句会が始まるのだ。

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少しでも句材料があればと、早々に宿舎の裏山へ
登ってみることになり何人かずつ急な坂を
ぞろぞろと登る。昨夜の雨のせいで足元が悪く
トラクターの深い轍にはまりそうになる。
途中いくつかのがっしりした猪罠を見かける。
このあたりの人里まで猪が下りてくるのだろうか。
 
朝食後、2回目の句会が5句出しで始まる。
早朝の裏山の句、昨日訪れた柿田川湧水、
韮山の反射炉、江川邸の句など多彩な句が打ち揃い、
いつもながらの緊張した3時間が流れる。
11時半ごろ句会は無事に終了、皆さんに
柔らかい表情が戻る。

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さあ沼津へと出発だ。解放感からか車中は賑やかに
お喋りがはずみ楽しい時間が過ぎてゆく。
少々の渋滞もありお昼を過ぎて沼津港の
食堂街お土産物屋さんに到着した。
大勢の人が行列する人気のお店で念願の海鮮丼に
舌鼓を打ち皆大満足したようだ。

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食後沼津港へと足を運ぶ。天気に恵まれ海は穏やかで
其処ここに海鳥が固まって浮いていた。鳥に詳しい
奈津子さんに教えていただくが悲しいかな
うまく見分けられない。群には雛も混じって飛び立つ時期を
待っているらしい。ここで一句と思ったが
私にはもはや集中力は残っていなかった。

それぞれお土産も買い車中の人となり
5時過ぎ無事町田へ到着。イベント係りの皆様の
緻密な計画、実行力に総勢26名の一泊吟行が成功したことに
感謝します。 

          当日の特選句
 
   満開の花のごとしや桜えび     砂金 明
  
   撓なるみかんの中に半欠も     井上田鶴
   
   囀りや山端に光る朝の海      鈴木ちひろ
 
   クレソンの青深ければ富士の水   砂金 明
 
   広すぎる部屋にひとりや洗ひ髪   なかむらその>
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