3月の吟行記です!俳号を「晴生(はれを)」に改めた元「てつをさん」が書いています。
2018年04月03日 公開
3月の「都市」吟行
中島晴生
3月3日桃の日「寺家ふるさと村」ヘの吟行、小田急線と東急田園都市線に
挟まれた中間に位置し、今回は小田急線柿生駅と田園都市線青葉台に
集合しそれぞれバスで10:30に寺家ふるさと村四季の家の前で合流しました。
バス停から四季の家に至るまでに、いろいろ句材を見つけながらの集合でした。
好天のもと29人の参加
先ず「ここは都会に接して山あり池あり畑ありと自然がよく残されており
対象をよく観察してしっかり写生をするように」と先生の訓示を頂き、
早速みんな思い思いに散って行きました。

寺家の里山は近隣まで都市開発が迫り都会に囲まれてありながら
地区の人達の努力で山林や農地の環境が保全されています。
豊かな自然の中に、神社あり、田圃あり、山あり、雑木林あり、梅林あり、
溜池あり、釣り堀ありと吟行には最適な場所となっています。
綾をなす木のかげのゆれあたたかし 良
夏にはホタルの飛翔も見られるそうです。早春の山里はまだ冬と春が
同居しているような状態でしたが、目をこらしてよく見ると畦には
ナズナ、オオイヌフグリ、ホトケノザ、虫の動きなど、
神社の境内には椿、梅林には紅白の梅、山に登れば藪椿、
雑木林には大きなスズメバチの巣、小鳥の囀り、点在する溜池には水鳥、
釣り堀には釣り人と確実に春が息づいています。
みんな三々五々畦に踏み込んだり、梅林に憩ったり、雑木林に分け入ったり、
山に登ったり、溜池を覗いたり観察に余念がありません。
句材は豊富なのですが句作となると、みなさん苦労しているようでした。

老いよよむじなが池に亀鳴くと 晴生
句会場は四季の家の研修室で出句は13:30
会場は16時半時までと時間の制限もあり6句を出句し、
先生の講評を受け充実した吟行句会でした。
中島晴生
3月3日桃の日「寺家ふるさと村」ヘの吟行、小田急線と東急田園都市線に
挟まれた中間に位置し、今回は小田急線柿生駅と田園都市線青葉台に
集合しそれぞれバスで10:30に寺家ふるさと村四季の家の前で合流しました。
バス停から四季の家に至るまでに、いろいろ句材を見つけながらの集合でした。
好天のもと29人の参加
先ず「ここは都会に接して山あり池あり畑ありと自然がよく残されており
対象をよく観察してしっかり写生をするように」と先生の訓示を頂き、
早速みんな思い思いに散って行きました。

寺家の里山は近隣まで都市開発が迫り都会に囲まれてありながら
地区の人達の努力で山林や農地の環境が保全されています。
豊かな自然の中に、神社あり、田圃あり、山あり、雑木林あり、梅林あり、
溜池あり、釣り堀ありと吟行には最適な場所となっています。
綾をなす木のかげのゆれあたたかし 良
夏にはホタルの飛翔も見られるそうです。早春の山里はまだ冬と春が
同居しているような状態でしたが、目をこらしてよく見ると畦には
ナズナ、オオイヌフグリ、ホトケノザ、虫の動きなど、
神社の境内には椿、梅林には紅白の梅、山に登れば藪椿、
雑木林には大きなスズメバチの巣、小鳥の囀り、点在する溜池には水鳥、
釣り堀には釣り人と確実に春が息づいています。
みんな三々五々畦に踏み込んだり、梅林に憩ったり、雑木林に分け入ったり、
山に登ったり、溜池を覗いたり観察に余念がありません。
句材は豊富なのですが句作となると、みなさん苦労しているようでした。

老いよよむじなが池に亀鳴くと 晴生
句会場は四季の家の研修室で出句は13:30
会場は16時半時までと時間の制限もあり6句を出句し、
先生の講評を受け充実した吟行句会でした。
スポンサーサイト