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川崎句会が「たま学びのフェア」に参加しました!!

2018/ 04/ 13
                 
     川崎句会「たま学びのフェア」参加記

                           菅野れい
 

「たま学びのフェア」は、川崎市多摩市民館を拠点に活動しているサークルの
活動発表の場として、毎年3月に行われているものです。
川崎句会は、三年目の今年、思い切ってこの催しに参加してみることにしました。

 テーマは~俳句で遊んでみませんか?~  
俳句にあまり馴染みのない人にも俳句の面白さや楽しさを知って親しみを
持ってもらいたい、さらには、川崎句会の活動を紹介して勧誘の一助としたい、
という思いから、会場には次のようなコーナーを設けました。
  
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                          (高橋亘さん撮影)

   ★俳句クイズ(俳句アドベンチャー)
      ・有名な句の中にある季語を当てる  ・季語の季節を当てる
      ・季語らしいものの中から季語でないものを見つける
 
  ★活動紹介(川崎句会の仲間たち)
      ・句会や吟行の写真 ・メンバーのコメント ・メンバーの作品

   ★作句コーナー(俳句を作ってみませんか?)
    俳句になりそうな写真を掲示し、使えそうな季語もいくつか例示する

その他、写真俳句のグラビア、川崎句会のチラシや新聞の紹介記事、
さらには中西主宰のお話が載っているタウン紙の記事なども掲示して、
会場に彩りを加えました。

 あれこれ頑張って準備はしたものの、当日蓋を開けてみるまでは不安でした。
華やかな発表の数多ある中、こんな地味~な会場に足を運んでくれる人は、
一体どれくらいいるだろうか…と。ところがありがたいことに、それは杞憂でした。
開始時刻の10時ジャストに現れた男子高校生を皮切りに予想以上の来場者があり、
時には説明のスタッフが対応しきれない程の賑わいとなったのです。
「都市」からも、川崎句会のメンバーの他、多くの方が来て下さり、
ありがたい限りでした。

 ささやかな試み、ささやかな挑戦だったので、当初のねらいがどれくらい
達成できたかは定かでありません。でも、「俳句には、学生時代から
‘堅苦しい勉強’というイメージしかなかったけど、こんなふうに遊べるものなんだと知って
イメージが変わったよ」と言って下さった初老の男性、大人の参加者が少し尻ごみする中、
何のためらいもなく鉛筆を取り、「はるのみちいろんな音がきこえるね」という
可愛らしい一句を作ってくれた小学1年生の男の子…、そんな反応の数々に、
ほんの少しですが手応えを感じることができたのも確かです。また、この発表後、
実際に句会に来て下さった方もいました。

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(高橋亘さん 撮影)
 
今回のフェア参加を、いろいろな意味、いろいろな形で今後の活動に生かして
いくことができたら…と思っています。
来て下さった方々、本当にありがとうございました。
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