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オーロラ句会初参加の萌さんの感想です。今回の句集ご入用の方は、亘さんへ。

2018/ 05/ 21
句会
                 
第八回オーロラ句会に参加して 
                            堤 萌



五月二十一日成瀬駅前市民センターにて第八回「オーロラ句会」十句一塊の
コンクール句会が開かれた。
初めての参加なので選句の仕方などに少し戸惑いを覚えた。
それにしても皆力作が多く、気合が入っている作品ばかり。

一位天、二位地、三位人、という選び方で十句全体で選ぶか、
その中の優れた句を重視するかで迷うことしきり。
結局私の場合は天「古町」 地「中欧の旅」 人「青ぬた」を選んだ。

その中の天「古町」に触れてみる。
並びゐる職人の黙杜鵑草       の「職人の黙」
桔梗や角帯締めて若旦那       の「角帯締めて若旦那」、
つと止まり踊り復習へる乙女かな  の「踊り復習へる」、
落籍されし人を誘ひて踊りの輪    の「落籍されし人を誘ひて」、
目配せをくれて立ち去る芒かな    の「目配せをくれて立ち去る」・・
等々非常に情緒あふれる句でしみじみとした情感が伝わり、
色っぽい艶かしい句であった。

      DSCF9885.jpg


地、「中欧の旅」 フレーズとして好きなところは
雪残る山々囲む塩の街        の「山々囲む塩の街」
モーツアルト生家に淀む余寒かな  の「淀む余寒」
衛兵の瞬き一つ春の月        の「衛兵の瞬き」など。 

人、「青ぬた」食べ物を詠んだ句で十句すべて食品でまとめている。
焼売弁当から始まり、突き出しの独活、青ぬた、馬刺しと酒、味噌田楽、
菜飯、鰆の握り、浅蜊汁、夏みかん、最後に
囀や硬きミントのチョコレート   で締めさすがの十句であった。

              IMG_4118.jpg


そして懇親会は成瀬の和風お食事処「とんでん」で和気藹々と二時間ほどの歓談。
私の隣は大先輩で二人ともアルコールが飲めず静かに話をし、俳句の教えを乞うた。
このオーロラ句会に参加し一塊の十句を詠むという事、関連性物語がある句作りが
大切という事などいろいろ勉強になった。
                        
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