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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。
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風林さんが、面白い句を取り上げています。

Posted by レオフェイ on   0  0

        都市の一句(44)         安藤 風林
      

   四時限目生徒ともども目借時      金野 露山

楽しい句である。作者は学校の教師である。四時限目だからおそらく午後一番の授業だろう。
生徒たちは中学生か高校生だろうか。ちょうど育ち盛りで血気盛んな時である。
お昼の弁当を食べ校庭で球技など運動をやって軽い疲れがあるのだろう。
授業が始まり机に座ればもうたまったものではない。生理現象として
どう抵抗しても瞼が下りてくる。ましてあまり好きでない科目であればなおさらである。
もう一つは教師の声質やしゃべり方にもよる。まるで子守歌なのだ。

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この句で面白いのは中七の「生徒ともども」というところである。
教師がしゃべって生徒が眠くなっているのかと思えば、講義している教師にも眠気が
移ってきたのだ。教室全体が居眠りの神様に支配されているのだ。
季語の「目借時」の俳諧味の意味が見事に描かれている。
そして教師は生徒たちから家族と違った意味の信頼があるのでしょう。
ほのぼのとした温かさが伝わってきます。

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作者は自分の職業を通して日々の出来事を俳句に詠む素晴らしさを楽しんでいるに違いない。
なお、私の高校時代は60年以上も前になるが、やはりこのような光景はよくあった。
昼一番が漢文の授業でお寺の住職が教師として講義していたことを思い出した。

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レオフェイ

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