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今年も、夏安居開催です!

              夏安居開催

                          永井詩


都市では当日、漢字をその場で選んで、俳句を7句作るという、
夏安居をやっている。
もう何回目であろうか?パソコンのイベントのファイルを見ると
2014年からの案内があるので、このころには始まっていたと思われる。

嬉しいことに、今回は午前35名、午後32名で合わせて去年より7名の増加だ。
私の存じ上げない方も何人かいらっしゃった。
「初心者句会」や「ざぼん句会」でも、夏安居形式で勉強をしているようなので
おかげさまでじわじわと参加者が増加している。
時間に押されてはいたが、初参加の方だけでも、自己紹介タイムを
設ければとよかったと反省。

私の参加している写真のサークルでも、新しい方の参加は、
新しい風を吹き込んでくれた。マンネリ化した撮り方にも、
少々だれ気味だったサークルの空気にも緊張感を与えてくれたのだった。

                           ゴジラ


今回の夏安居でも新しい方々の参加は、やはりとても刺激になった。
新人の方の句が、とても若々しく感じられたのだ。

夏安居は、7句つくるので、とにかく時間がない、
主宰のご意見では、時間内に沢山作る練習だからとのこと。
面白い句、若々しい句、臨場感のある句と良い句が沢山出た。
しかし、量が多くて選ぶのが大変だ。
イベント係はプリントをする時間もあるので、6枚のプリントの
後半は、飛ばし気味になってしまうのが残念だ。

とは言え、午後はみなさんも、我々係も慣れてきたので、午前のように
時間がのびてしまうことにはならなかった。
ただ、もう少し、投句時間や選句時間を決められた時間内に
終えて頂けたらと思う。

兎に角、この短い時間で終えられたのは、名司会者の夏斗さんあってであった。
深謝深謝である。

席題句会は思いがけない句が作れたり、面白い句が出てきたりして
楽しい。興味を持たれた方は第四火曜日の「藍句会」にいらしてください。
お待ちしております!!!

以下新人の方々の俳句です。

     玻璃隔つ景徳鎮の青涼し       芳

     球根を埋めしあたりに秋の蛇     文月

     炎天や子ら集めをり旅芸人      和

          蓮の水


     芋の葉の水玉の中大宇宙        草心

     火柱の上がりて祭始まりぬ       江

     
                                         祭り


     遠雷に軽き寝返り打つ夜かな      唯

     らしくあれと父の言葉や蛍の夜     糖子


     目覚しの刻める音や夜半の月      積  

      スカート


     気まぐれな君のメールを待つ残暑    景子
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レオフェイ
Posted byレオフェイ

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