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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

Top Page › 吟行 › 正月前に相模の一宮、寒川神社に吟行に行きました。
2019-12-21 (Sat) 06:59

正月前に相模の一宮、寒川神社に吟行に行きました。

吟行地・寒川神社とその周辺    石黒直子 

朝、冬の雨。みな着ぶくれて宮山駅へ元気に集まった。
近くを流れる目(め)久(く)尻(じり)川(かわ)を渡り今日の吟行地、
寒川神社へ向かった。
相模国一の宮、寒川神社は約一六〇〇年の歴史を持つ由緒正しい神社である。
太鼓橋から境内に入り、ゆっくりと散策しながら写生を、思いを、句にしている。

                      hashi.jpg

しぐれの中の社はいつもより重々しく威厳を感じた。
神殿に明かりが灯りお祓いの太鼓が時折響く。
七五三の親子連れもいて、晴れ着の子の長靴がかわいい。
神木に雨が光っている。
寒禽の声が聞こえる。いつしか雨は諸々の音を消し辺りはしずかになった。

神社に参拝し一行は長い参道を歩く。木立へ続く道は反対側が
農家や園芸店、菜畑、冬田が広がっていた。
近くには水道記念館があり見学に行く人もいた。また「わいわい市場」という
産地直売店があり、お弁当を買ったり焼き芋をほお張ったり
お花に見入ったり楽しい。周囲を眺めると稲を刈ったあとや特産の梨畑が見え、
その先に弥生時代の古墳がある。

中央公園に着くころには雨も上がっていた。隣は句会場の町民センターがある。
ロビーで昼食、会場へ。一人六句、二十六名いつもながらの楽しい句会だった。
 
今回の吟行地寒川神社は季節ごとの行事が大切に行われている。
初詣、節分祭、夏越の大祓、浜降祭、神事薪能、神事流鏑馬、等々…。
一人で出かけても、また数人で吟行しても魅力的なところである。
寒川神社へお参りすると、何かしら神さまに守られている感じがする。      

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*  麦の芽や身近におはすさがむ神   石黒直子

*  寒菊へ雨そそぎけり作業小屋    石黒直子
        
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最終更新日 : 2019-12-21

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