暖冬の2月の吟行です!!

          東高根森林公園吟行記         吉川わる

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 吟行が行われたのは2月1日と寒の明ける直前であったが、
記録的な暖冬により、この時期ならではの寒さも春を待つ気持ちも希薄だ。
そのせいでもないのだろうが、参加者も27名と最近の吟行にしては少なめであった。

 集合は溝の口駅で、東高根森林公園へはバスに乗るのだが、
地図で見ると南武線の久地駅からそう遠くないところが緑で塗りつぶされている。
一人歩いてみると、緑の半分は市営霊園で公園はその先であり、20分くらいかかってしまった。
主宰の挨拶も聞けなかったのだが、写生をしましょうということだったようだ。

 公園は丘陵地帯と湿生植物園からなる。
階段の改修工事でクヌギ・コナラ林に入れなかったのは残念だが、
学術上非常に価値の高いというシラカシ林を見ることができた。
推定樹齢200年といい、胸がすくほどの樹高だ。葉をすべて落とした
広葉樹の林とは対照的に、そこには哲学的暗さがあった。
残念ながら見落としてしまったのだが、湿生植物園には早くも蝌蚪の紐があったそうだ。

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 句会はてくのかわさきの会議室に移動して行われたが、
同じフロアーに地名資料室なるものが。おそるおそる覗いてみると、
展示ではなく図書資料室であった。地名にかかる資料6万点を誰でも閲覧できるそうだ。

さて、最後に拙句を。

      空風のぎいと梢を揺らしけり       わる
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