ざぼん句会で実践している、LINE句会の紹介です。
2020年04月03日 公開
あすかつLINE句会 山中あるく
私たちはLINE句会と呼んでいるが、ざぼん句会の中で
いくつかの小グループに分かれてバーチャル句会を行っている。
長谷川積さんが仕切りの先陣をきってくださりチームの名前は
「あすかつ」と付けてくださった。

幸先よく明日勝つかと思ったら、
メンバーの俳号の頭を取ってあるくの「あ」、すみれの「す」、芳の「か」、
積の「つ」だという。センスがいい。
名前が付くと士気も上がるというものだ。
2019年1月のざぼん句会の席で主宰から提案があり、
LINEでもメールでもファックスでも使えるツールで、
通信句会をすることになったグループである。
調整の後第一回あすかつ句会を経てからの2月のざぼん句会での
皆さんの投句である。
亀鳴くや一人夜道に振り返り 長谷川積
さざ波を立てる小石や春うらら 高橋すみれ
曇天をひきずる機音鳥帰る 高橋芳
せぬことと出来ぬことあり亀鳴いて 山中あるく
それから早一年、季語と漢字をひとつずつ出し合い、
それぞれに二句ずつを当番の個人LINEへ投句する。
当番は十六句が出揃ったところで、シャッフルして
あすかつLINEに掲げる。メンバーはその中から選の理由を添えて、
三句選句する。さらに、選ばなかった句についても評を繰り広げる。
と、条件を変えている。ここで、修正すべきところに気がつくことが
できるので、句作の勉強になる。自分の句の評は言い訳のようになるから
難しい。また、選評のコツを得ることにもなる。
ざぼん句会の本番では作った句は出していいことになっているが、
お互いに採り合わない約束なのでポーカーフェイス。
終わってから作者を種明かしして、ひと区切りである。

素敵な写真のお披露目があるのも、「あすかつ」の特徴かもしれない。
チョコレートの靴は、ざぼん句会を欠席されたすみれさんへ
芳さんからのバレンタイン。
上の満開の桜はご友人と薬師寺公園へと散歩吟行の積さんの写真。
すみれさんはご夫妻で探鳥された際に捉えた連雀の写真を
寄せてくださった。


日当たりで群生したおおいぬふぐりは、あるくの散歩のおまけである。
句会を催すことができない今、この仲間の存在がとても励みになっている。
きっとざぼん句会の皆さんと座を囲める時まで、淡々と回して句作と評を
蓄えていく。提案された課題には全て作句していらっしゃるという積さんは、
「多作多捨」と教えてくださり、実践されている。
主宰はきっと「歳時記を読みましょう」とおっしゃるに違いない。
今、私たちはそれぞれに実践する時なのだと思う。
私たちはLINE句会と呼んでいるが、ざぼん句会の中で
いくつかの小グループに分かれてバーチャル句会を行っている。
長谷川積さんが仕切りの先陣をきってくださりチームの名前は
「あすかつ」と付けてくださった。

幸先よく明日勝つかと思ったら、
メンバーの俳号の頭を取ってあるくの「あ」、すみれの「す」、芳の「か」、
積の「つ」だという。センスがいい。
名前が付くと士気も上がるというものだ。
2019年1月のざぼん句会の席で主宰から提案があり、
LINEでもメールでもファックスでも使えるツールで、
通信句会をすることになったグループである。
調整の後第一回あすかつ句会を経てからの2月のざぼん句会での
皆さんの投句である。
亀鳴くや一人夜道に振り返り 長谷川積
さざ波を立てる小石や春うらら 高橋すみれ
曇天をひきずる機音鳥帰る 高橋芳
せぬことと出来ぬことあり亀鳴いて 山中あるく
それから早一年、季語と漢字をひとつずつ出し合い、
それぞれに二句ずつを当番の個人LINEへ投句する。
当番は十六句が出揃ったところで、シャッフルして
あすかつLINEに掲げる。メンバーはその中から選の理由を添えて、
三句選句する。さらに、選ばなかった句についても評を繰り広げる。
と、条件を変えている。ここで、修正すべきところに気がつくことが
できるので、句作の勉強になる。自分の句の評は言い訳のようになるから
難しい。また、選評のコツを得ることにもなる。
ざぼん句会の本番では作った句は出していいことになっているが、
お互いに採り合わない約束なのでポーカーフェイス。
終わってから作者を種明かしして、ひと区切りである。

素敵な写真のお披露目があるのも、「あすかつ」の特徴かもしれない。
チョコレートの靴は、ざぼん句会を欠席されたすみれさんへ
芳さんからのバレンタイン。
上の満開の桜はご友人と薬師寺公園へと散歩吟行の積さんの写真。
すみれさんはご夫妻で探鳥された際に捉えた連雀の写真を
寄せてくださった。


日当たりで群生したおおいぬふぐりは、あるくの散歩のおまけである。
句会を催すことができない今、この仲間の存在がとても励みになっている。
きっとざぼん句会の皆さんと座を囲める時まで、淡々と回して句作と評を
蓄えていく。提案された課題には全て作句していらっしゃるという積さんは、
「多作多捨」と教えてくださり、実践されている。
主宰はきっと「歳時記を読みましょう」とおっしゃるに違いない。
今、私たちはそれぞれに実践する時なのだと思う。
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