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俳句でおしゃべり-都市ー 「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

1年ぶりのオーロラ句会がありました!

      第10回オーロラ句会(2021.3.27)  島田遊妹 

                              蓑毛桜


 昨年はコロナのために中止になったが、今年は開催出来て
本当に良かった。満開の桜の中、ことばランドに集まった方々は、
夕紀先生と特別選者の杉本奈津子さんと吉川わるさんそして
14名の挑戦者たちである。入会されたばかりの、岩切蒼哲さんも
その一人である。

 それぞれのテーマに沿って10句を作り応募する。10句が
ひと固まりになると、作者それぞれの個性がはっきりと見えてくる。
1句ずつの時より作者が前面に押し出されている感じが面白い。
これが、オーロラ句会の楽しさなのかもしれない。

 まずは、夕紀先生と特別選者が天に選んだ方々を紹介しよう。
先生は「湖東春景」の北杜青さん、奈津子さんは「玉手箱」の
本多燐さん、わるさんは「花辛夷」の満里さんである。

 「湖東春景」、先生曰く「王道を行く俳句である」と。
言葉の選び方、詠んでいる内容の美しさ、全体として句の格調の
高さが秀逸である。1句あげると

     雲雀野や風のまにまに雨ひかり
                                    02IMG_3697ヒヨドリ&寒緋桜縮小


 次に「玉手箱」大切な思い出や、秘密などが詰まっている玉手箱、
そこから飛び出してくる句の、一見つながりの見えないとりとめのない
感じが不思議な魅力になっている。その中から1句。

     星透けし古巣は風にゆらりゆらり
 そして「花辛夷」、平易な言葉を素直に遣いながら、春になった気持ちの
明るさがどの句からも感じられて好きである。1句あげると、

     束の間を夢見るやうに花吹雪
 
 先生が地に選ばれた坂本遊美さんの「釣船」は、釣りに出てから
港へ帰ってくるまでが1本のドラマのように綴られている。

     舷に身を張付けて釣るわらさかな

    釣る時の動きがしっかりと見えてくる句。
                                            
 
古墳と桜


 その他にも私の心に残った句をいくつか紹介しよう。

      冬うらら影は光に縁取られ     吉川わる
  
     能登の海岩窓飾る波の花      高見 和

     父の手の自在に動く潮干狩     加瀬みずき

     ストリートダンサー春の影法師    小林 風
 

 皆さんの挑戦に大きな拍手を送りたい。

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