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4月から復帰のまりさんは吟行に遅刻!白子丼を我慢して、、、
2010/ 06/ 13 鎌倉腰越吟行記(六月四日)
大木満里

快晴。江ノ電・腰越駅の集合時間に1時間遅れて到着。
もう「都市」の皆さんは腰越海岸で吟行を始めていられる。

私も海岸に急ぐ。
途中、白子丼の店先には順番を待つ客が溢れていた。と、
ふと横目に飛び込んできた看板には「満福寺」。
内心クスリとしながら、なおも急ぐと
彼方の寺の境内に見慣れたる顔・かお・カオ。
句帳に書き付けている表情は真剣そのもの。
もう海岸での吟行は終ったらしい。
真つ青な海を背(そび)らに昼寝かな 中西夕紀
「小動山(こゆるぎさん)浄泉寺」は海の寺らしく
祠には海神(わだつみ)とある。

展望台からは江ノ島が一望できる。
パノラマに広がった海に白帆をつけたヨットが右に左に行き交い
吹き上がる風が心地よい。最高の日和である。
後は白子丼を昼食に満喫したら・・・ムムッ。
聞けば、七句出句。
頭はスカスカで、まだ一句もできていないではないか。
ナクナク、白子丼を予約された皆さんと別れ、満福寺に行く。
満福寺は、平安時代に行基が開いた義経所縁の寺である。
頼朝に疎まれた義経が弁慶と共に蟄居し、嘆願文を書いたという。

本堂には鎌倉の地らしく義経の一生を鎌倉彫りの技法で
描いた襖絵、境内には硯の池・弁慶の腰掛石などがある。
拝

観後境内のベンチでそれぞれ昼食をとり、句を作る。
白子丼の昼食を済ませた皆さんも満腹の満足気な表情で合流。
いよよ時間とあいなり、再び江ノ電に乗り句会場の鎌倉に向かう。
主宰特選句
とりたての鱸投げこむバケツかな 高木光香
腰越港眼下に扇子使いけり 盛田恵未
釣り人に見物多し青嵐 杉本奈津子
今回の吟行の進行役は梢さんと詩さん。ありがとうございました。
句会終わりし後のビールでの乾杯はさぞやおいしかったことでしょう。
残念ながら私は家路に急ぎましたが、
さすが古都鎌倉の夕べは、観光客で賑わっておりました。
空海の一生(ひとよ)青桐くぐるとき 中西夕紀
大木満里



快晴。江ノ電・腰越駅の集合時間に1時間遅れて到着。
もう「都市」の皆さんは腰越海岸で吟行を始めていられる。


私も海岸に急ぐ。
途中、白子丼の店先には順番を待つ客が溢れていた。と、
ふと横目に飛び込んできた看板には「満福寺」。
内心クスリとしながら、なおも急ぐと
彼方の寺の境内に見慣れたる顔・かお・カオ。
句帳に書き付けている表情は真剣そのもの。
もう海岸での吟行は終ったらしい。
真つ青な海を背(そび)らに昼寝かな 中西夕紀
「小動山(こゆるぎさん)浄泉寺」は海の寺らしく
祠には海神(わだつみ)とある。

展望台からは江ノ島が一望できる。
パノラマに広がった海に白帆をつけたヨットが右に左に行き交い
吹き上がる風が心地よい。最高の日和である。
後は白子丼を昼食に満喫したら・・・ムムッ。
聞けば、七句出句。
頭はスカスカで、まだ一句もできていないではないか。
ナクナク、白子丼を予約された皆さんと別れ、満福寺に行く。
満福寺は、平安時代に行基が開いた義経所縁の寺である。
頼朝に疎まれた義経が弁慶と共に蟄居し、嘆願文を書いたという。

本堂には鎌倉の地らしく義経の一生を鎌倉彫りの技法で
描いた襖絵、境内には硯の池・弁慶の腰掛石などがある。
拝

観後境内のベンチでそれぞれ昼食をとり、句を作る。
白子丼の昼食を済ませた皆さんも満腹の満足気な表情で合流。
いよよ時間とあいなり、再び江ノ電に乗り句会場の鎌倉に向かう。
主宰特選句
とりたての鱸投げこむバケツかな 高木光香
腰越港眼下に扇子使いけり 盛田恵未
釣り人に見物多し青嵐 杉本奈津子
今回の吟行の進行役は梢さんと詩さん。ありがとうございました。
句会終わりし後のビールでの乾杯はさぞやおいしかったことでしょう。
残念ながら私は家路に急ぎましたが、
さすが古都鎌倉の夕べは、観光客で賑わっておりました。
空海の一生(ひとよ)青桐くぐるとき 中西夕紀
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