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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

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2022-01-03 (Mon) 21:50

今年もよろしくお願いいたします。ブログはじめは「都市の1句です。」

              都市の一句 (59)     打木歩人

       逢はぬ間に乙女となりぬ花衣      中島晴生

            花5



 晴生さんは、私が「都市」に入会して一年ほどであろうか、
入会された方である。中央句会のはじめにご挨拶されたことを
記憶している。しかし、俳句については私なんかよりもずっとずっと
先輩で、ベテランである。

 私が「都市」に入会して間もなく、「孫俳句」という言葉が
否定的な意味合いで使われていることを聞いた。
私には孫はいないが、孫の可愛らしさを素直に詠んでどこが
悪いのだろうかと不思議に思っていたが、そのうち足りないのは
距離感と客観性だと気づいた。

 すっくと立った和服の若い女性が見えるようである。
実は晴生さんがこの句を出句した句会に、私は出席していない。
句会誌「都市」を読んで感動をした句なのである。

                                    花3



 晴生さんのこの句、すっかり乙女となった女性を描いている。
乙女になられたのは同居していない孫、親戚の子、姪などが
考えられるのだが、距離感・客観性が見事である。

 私ごとになるが、父の葬儀の際、小さい頃よく遊んでいた
姪(すでに社会人)が、敬語をはきはきと使って葬儀会場の
担当者とやりとりしていたことが思い浮かぶのである。
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最終更新日 : 2022-01-03

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