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AグループとBグループは同じ吟行地でした。比べてごらんください。

2022/ 08/ 25
                 
      府中市郷土の森吟行報告                       高見 和

 令和4年7月2日土曜日、都市Aグル-プの府中市郷土の森博物館への吟行が行われました。
南武線分倍河原駅に、9時30分に集合、バスにて郷土の森博物館まで。
今回の参加者は、総勢26名。

 当博物館は、四季のうつろいを感じ、歴史の息吹に触れることをキャッチフレーズに
紫陽花区域、梅園区域、ヒガンバナ区域などがあり、加えて、旧府中役場、
旧尋常高等小学校、旧府中郵便取扱所、旧名家などの移築復元された建物もあり、
野鳥にも恵まれ、広大なスペースを有している。もとよりプラネタリウムを備えた博物館本館がある。

机


 先ず一行は博物館前で、主宰から、今回の吟行に当たり、挨拶、訓示を頂きました。
1. よく見て、映像が見えるように描くこと
2.言葉は、正確に辞書で確認すること
3. 歳時記を開き、季語を確認すること
  を留意のこと。

 その後、各自移動し作句に入る。
 
 出句は、13時00分,句会は、本館内会議室で十分スペースを確保した環境で行うことができました。
14時10分から14時45分まで、6句選句、うち1句特選。
以後選句に入る。
当日の特選句は、以下の通り。

      あるなしの風に流るる合歓の花               唯

     ねむ咲くやふたいろに鳥鳴き分けて            青

     冒険は足の裏より水遊び                  わる

水

 ずぶぬれの子の水遊びきりもなく       正次

     鴨凉しベンチの下で休みをり          佐紀

     初蝉の鳴き始むはけの辺より          唯

  主宰の句は、

     男らのラーメンライス夏旺ん         夕紀

    盛夏なり藁家にたちて青煙          夕紀


藁や


選句も無事終え、予定の時間通り散会となった。
当地への幹事の下見の際は、分倍河原の駅は、朝は猛烈な雷雨で、駅で足止め、
その後ようやく回復し、下見が実行できました。

吟行当日は幸い好天に恵まれた上,折りしも紫陽花まつりの最終日とも重なりましたが、
素晴らしい紫陽花などを詠うことができ、楽しむことができました。

ajisai.jpg


今回の吟行幹事は、菅野れい、長谷川積、高見和が務めさせて頂きました。
ご協力有難うございました。
     
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