fc2ブログ

小諸市の暖かいおもてなしの中で開催された、「日盛俳句祭」を恵未さんにルポして頂きました。

「第2回こもろ・日盛俳句祭」に参加して

               盛田恵未

8月1・2・3日に
「第2回こもろ・日盛俳句祭」が開催され、
そうそうたる先生方と句会が出来ると
「都市」からも13名のメンバーが
参加しました。

初日は気温33度と東京よりも暑く、
遠足半分句会半分のうきうき気分は、
会場に行くまでの猛暑の道で半減し、
「早く涼しいところに入りたい!」
と思うばかり。

題


どの先生の教室になるか分らないまま
吟行へと出発。

私は4~5人の仲間と、マイクロバスで
リンゴ園に向かいました。

拳大に育った青いりんごに触れ、
硬さや匂いを感じることが出来て
感激でした。

おまけにこのマイクロバスで
昼食のお蕎麦屋さんまで行ってもらって
大助かり。
ラッキーな午前でした。

午後はいよいよ句会です。
E教室の私は小林貴子先生と
山西雅子先生でした。

参加者は15~16人で「ほととぎす」のやりかたで
清記をした後全部をノートに書かずに選句だけします。

多少の戸惑いはありましたが、
他の結社の方々との句会は新鮮でした。

その後、宮坂静生先生の「虚子と信濃」の講演会へ。
疲れと眠気が一気に襲ってきたため、
残念ながらあまり記憶にありません。

心は早くも夜の食事会のことばかり。
その食事会は、準備のいい光香さんが
5月に予約をしていたお蔭で、
美味しいビールに美味しい食事の
楽しいひと時となりました。

後続の男性陣も混じり、今日の句会の様子と
各自の一句を発表し、歌も出たところで
お開きとなりました。

二日目は、夕紀先生も一緒に
七海さんお勧めの布引山釈尊へ吟行。

        仏


二台のマイクロバスを連ね千曲川の
流れに沿いやがて山の中へ。
細い山道を登って布引山釈尊へ。

蝉時雨の中岩山に突き出る拝殿の朱色が
谷の緑に映え、霊気さえ感じられました。

午後の句会は「都市」の仲間が7名で
なんと夕紀先生の教室でした。
いつもながらのてきぱき進行でした。

  高得点句は満里さん
      布引の一山湧けり蝉時雨
  
  夕紀先生の句
      どの水も千曲に流れ青田波

暑さとの戦いでしたが、
刺激の多い有意義な2日間でした。  
スポンサーサイト



レオフェイ
Posted byレオフェイ

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply