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俳句でおしゃべり-都市ー

Bグループの吟行は、江ノ島でした。

レオフェイ
         Bグループの江ノ島吟行       永井詩

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 集合後、先ずは弓ヶ浜へ。穏やかな日だったが、皆さんに見て頂きたかった
富士山は雲の中だった。海には大勢のサーファーがいてそれが鵜のようにみえた。
隣の漁港に足を向けると、なぜか鳶が魚市場の屋根の上で、鳴き続けていた。

     鳶の長笛晩秋の舟だまり        森有也

おしゃべりの中からも句ができた。
     
     冬鷗強き顔して飛びきたる       坂本遊美

その後、橋を渡って江ノ島向う。途中で、数人の円覚寺の雲水の
一行とすれ違う。皆さんこれを句材にして、良き句がたくさん生まれた。
     
     雲水とすれ違ふ橋小春風        砂金明
     
     揃ひ歩く七人の僧冬の橋        坂本遊美
     
     島小春円覚寺僧並び出づ        中西夕紀


 橋を渡って次は左手の句会場でもある、マリーナの前を通過して
防波堤に向う。登ると目前には、巨大なトテラポッドがごろごろ。
     
     冬の波テトラポッドの下に鳴る      高橋亘

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 曇天のせいか海は靄っていた。眼前の岩棚に百合鷗の群れが沢山いた。   
一1週間前に下見に来た時には、広々と広がる磯場が見ごたえがあったので、
皆さんを案内したが、なんと同じような時間なのに磯には水がうっすら満ち、
藻草がぬるぬるして危ない状態だった。
潮の満ち引きの変化の速いことにびっくりした。

また下見の時は、地元の人が、こんな穏やかな日は1年に一度ぐらいしかないと
おっしゃっていて、海も伊豆や房総もくっきり見えたが、今日は、皆うすぼんやり。
しかし此れもまた美しい。こんな詩人も現れた。

     淋しいと言ってみたいよ冬の海      小林たまご

マリーナはつまらないと思ったが、吟行上手な人は、こんな句を
     
     冬天へ陸揚船のマストかな        坂本遊美

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 今回は参加者が13名と少なかったので、8句出しであったが、句会が早々と
終了したので、点がはいらなかった句を、参加者が順番に句評をしましょうということになった。
なるほどと思わせる意見もあったが、先生はみなさんの意見を参考にしつつ、
ちょっとおかしなコメントもあったので、各自もう一度自分で練り直すようにとおっしゃった。

 成績は兎も角、良き海の空気を吸って、小春日の海岸の吟行はリフレッシュできた。
しかしそれにしても疲れたと思ったら、なんと皆さん歩数が1万歩近くと分かりびっくり。
良き運動にもなった1日でもあった。
                     

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