fc2ブログ
俳句でおしゃべり-都市ー

関山さんによる、主宰の俳句の(都市2月号)鑑賞です!

2023/03/16
主宰の句 0
「都市」令和五年二月号   中西夕紀句鑑賞
                関山恵一(春野・三田丘の会)
DSCF3374.jpg


 下りきし山は雲中新走
 
作者はどこかの山に登ったのでしょう。山を下りて、ふもとの居酒屋で新酒を飲みながら見上げると
今下りて来た山が雲に覆われている。「もしかしたら雨になっちるのかも知れない・・」と
ほっとしている作者。雲がかかる山というので、かなり高い山に違いない。お元気ですね。

    色変へぬ松連々と神の道
 
松は紅葉することなく、いつも青々としている。「神の道」は一般的には、神様が通る道!
三保の松原から御穂神社へと続く神聖な松並木のことを言う。天
候と健康に恵まれ三保の松原をゆく作者の姿が目に浮かびます。

    父よ母よ菊焚く煙目に沁みる
 
「菊焚く」は枯菊の傍題です。枯れてしまった菊を集めて焚火をする。
菊は延命長寿、厄払いの薬効がる。きっちりと乾燥させてから焚いたのに、
水分が残っていて煙がすごい。涙を流しながら亡くなったお父様とお母様を偲んでいる作者。

神社

日曜の母とふたりの七五三
 
作者の昔の思い出でしょう。七五三の日になると子供が巣立って家を出てゆき
二人きりになった今、子供やお母様にと手は孫たちの七五三を祝ったことを
懐かしく話している姿が浮かぶ。「私が七五三に着た着物を着せたっけ」
「あなただって私が着た着物を着たのよ」などと会話が弾み時が過ぎてゆく。

    駄菓子屋の中年客の毛糸帽

 駄菓子屋とは懐かしい言葉です。コンビニなど無い昔は駄菓子屋に子供たちが集まった。
そこには子供の遊ぶさまざまなものが置いてある。現在でも少ないが残っているところも
あるのでしょう。そこに毛糸の帽子をかぶった中年、初老の男性がいた、
おそらく孫のための何かを探しに立ち寄ったのであろう。
自分自身も昔を懐かしんでいる姿が見える。
                        

駄菓子屋


スポンサーサイト



レオフェイ
Admin: レオフェイ

FC2ブログへようこそ!

Comments 0

There are no comments yet.
主宰の句