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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

緑豊かな、Bグループの吟行でした。

         Bグループ 相模原公園吟行記        島田遊妹

 相模原駅から女子美術大学行のバスに乗る。
乗客は、私達の仲間の他は若い学生がほとんど、、、
いつもと何か違う雰囲気だ。句会場の前を通りながら相模原公園の中へ。
初夏のすがすがしい空気を胸いっぱい吸い込んで皆は思い思いの方向へと
散らばって行った。今の時期なんといっても美しいのは、樹々の緑、若々しい葉が
日の光と合いまって未来への輝きを見せてくれているようだ。



                           若葉

      公園に踏み入る一歩若葉風          大木満里

     新樹光網目となつて吾にそそぐ        秋澤夏斗


まずはフランス式庭園へ、噴水がいくつも連なり花やベンチが整然と配置され、
その周りを大きく囲んでいるのがメタセコイアの並木である。
あたかもメタセコイアの大きな壁に護られているかのようだ。

      噴水の白き光を樹間にし           三森梢

     一水のうろこの光夏きざす          坂本遊美

                                     亜綿棒


      水底の影も一緒にあめんぼう         木村風子


 この公園を歩いて一番感じることは、植えられている樹のそれぞれがどれも大きく
のびのび育っていることだ。大樹が多いのだ。ちょうど今盛りと咲いている山法師も、
家庭や街路樹のそれとは違い高い枝を覆うように白い花がビッシリついている。
大樟の下に入るとなんだかほっと安心するような気持になるのは私だけだろうか?

      夏蝶の群れて大気の動かざる         丸山斐霞

     薫風へ磨きをかけるブラシの木        安藤風林

 その他にも、九州のごく一部の地域に自生しているという“トビカズラ”が、
見事に花を咲かせていたり、サンショウバラ(別名ハコネバラ)もまだ、いくつも
花が残っていた。

                                                     鳩


      青空に筍飯のにぎり食ふ           長谷川積

     薫風やクウクスポポと鳩の声         住井瑠璃


 樹々の緑と広い青空がとても気持の良い一日だった。それと同じくらい
気持ちの良い句がたくさん詠まれた今日の吟行だった。
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