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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

遅くなりましたが、7月のAグループの吟行記です!

     こどもの国吟行記(A)    岩原真咲

7月1日 横浜市のこどもの国での吟行である。
梅雨のさなかで早朝からどんよりとした空模様である。
当番としては参加者の人数が気になる所であったが、
中西主宰のもとに15名もの参加での吟行となった。

                                    ブランコ

         
集合時間にはもう雨が降り始めた。
主宰のご挨拶ご指示はきっぱり一言、「今日は雨。雨を詠いましょう」
そして「梅雨穴」という珍しい季語を教えていただいた。
私も初めて知った季語だったので挑戦してみたが難しかった。 

広大な園の中、まず句会場の位置を確かめる。雨の中それぞれ散っていく。
こんな日なのに親子連れらしきグループをいくつも見掛ける。
  
     荒梅雨や少年サッカー練習日   吉良唯

足元に気を付けて白鳥湖へ。対岸が霞んで見えないほどの雨脚、
屋根の下で頑張るしかない。
岸辺には多くの合歓の花が満開、雨中の花は更に儚くて格別の風情であった。
  
     でこぼこと家族の傘や合歓の花   鈴木ちひろ

雨の牧場へでかけた人たちも多く個性的な句がたくさん詠まれた。
  
     梅雨穴や仔牛の舌の桃色に     北杜青

あちこち歩き回るうちに雨は小やみとなり句会場に入ったころには
すっきりした雨上がりとなった。
  
                                     木


     老鶯や雨も峠を越えし音    中西夕紀

句会場は4時まで、コピー機は離れた事務所、など制約がある中
多くの方々にご協力いただき無事散会となり薄日のもと帰路についた。
雨の吟行皆様お疲れ様でした。

           雫

以下は当日の主宰選の特選句である。
  
     大雨に抗ふ子らの水遊び   茂呂詩江奈
 
     乳牛の赤き乳房や梅雨長し  森有也
  
     荒梅雨の足元重く滴りぬ    長岡あゆ
  
     
     先を行く人見失う緑雨かな   角田球
  
     倒木や赤極まれる梅雨茸    岩原真咲



                                        傘
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