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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

Top Page › 会員の俳句 › みづきさんによる同人の句の鑑賞です。
2024-01-21 (Sun) 16:24

みづきさんによる同人の句の鑑賞です。

       同人一句鑑賞    加瀬みづき

 ゴーギャンの赤より暑き日々であり 桜木七海(12月号)
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 ゴーギャンは、株式仲買人として成功した生活を送っていたが、
1873年頃から絵を描くようになり、画業に専念していく。1886年には、
南仏アルルでゴッホと共同生活を送り、その後タヒチに行った。

 タヒチでの一連の作品が、ゴーギャンというと楽園を描いた代表作になった。
絵画「ナフェア・フェア・イポイポ」は、タヒチの大地に二人の女性がすわっている。
そこは。緑と黄色の原色の大地。後ろには青い山々がある。一人は、
オレンジ色のワンピースを着て、全面の女性は、白の上布に赤地にオレンジ色
の腰布を身に着けている。

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 南国の空間には、原色が好ましい。空気、風景、人々の生活がパステルカラー
ではない。そして、この暑さを出すのに、赤い色はもってこいなのだ。
 ゴーギャンは、現地に住み、タヒチの女性を娶り、絵を描いて現地で没している。
 
 日本の去年の平均気温は1.3度も上昇した。とにかく暑い夏だった。
モンスーン地帯から日本が亜熱帯になったようだった。
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この句の「ゴーギャンの赤より暑き」日々であった。日本の日の丸も白地より
赤が目立ってしまう。日本も原色が目立つ国になるのだろうか。今年以降、
日本の夏はどうなるか。「ゴーギャンの赤より」涼しくあってほしい。

                                     影


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最終更新日 : 2024-01-21

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