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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

都市2月号を山中多美子(晨・円座同人)が鑑賞してくださいました!!

「都市」二月号の感想        山中多美子(晨・円座同人)


 「都市」二月号の表紙絵の斬新さにまず驚きました。
お化け(?)が口紅を差しているなんて…。

 また、扉には魚目先生の作品の鑑賞があって、嬉しく思いました。
私は永年、魚目先生の傍にいたのに、先生のことをあまり
存じ上げず、夕紀さんの方が魚目先生のことに詳しいのだなと
改めて思いました。

                                       雪つり


 甲斐由起子氏の「楸邨のシルクロード」は内容が濃くて
とても勉強になりました。楸邨先生の俳句に対する
エネルギーには驚きました。激しくて、命がけだったのですね。
それでなくては、あんなに素晴らしい作品は遺せませんね。
「隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな」や「落葉松はいつめざめても
雪ふりをり」の作品がことに好きです。(一)とありますので連載なので
すね。楽しみにしています。

 中西夕紀さんの「白鳥」より

      黄菊白菊流民五百に塚ひとつ

      湖明けて白鳥の声隙間なし

   白鳥

      滑走の順を白鳥待ちゐたり
 
      調味料擦りこむ肉や狩の家


                             蛍草

 朝涼賞「夏秋図」より
    月読の神のしもべに螢草   本多燐
 
青桐賞「河童」より
    風光る海傾けてオートバイ   坂本遊美
 
青桐賞「秋天遥か」より
    雁渡る風と礎石の多賀城址  髙橋 亘
 
都市努力賞「春の服」より
    恵まれし齢つつしみ花見酒   落合秀岳
 
                                                  桜

朱雀集より
      海は冬良寛遺墨いろは歌    桜木七海
 
白樫集より
     星飛ぶや文字なき民の恋の歌   三森 梢
 
青桐賞より
    思案から覚めれば秋の扇風機    加瀬みづき
    
    蔦紅葉図書室からの空が好き    小寺 檸檬

            蔦

       
    保育所の小さき本棚冬日差す    丸山斐霞


都市集より
      
                                     猫

   猫が鉢倒して歩く良夜かな      本多 燐
   
   鈴虫と同じもの食ひ早寝せり     小林たまご
   
   秋乾き紙のコップにポップコーン   小林由寿
   
   蟷螂の風になるまで吹かれをり    上原いと
   
   兄に会ふ一直線に刈田道       長岡あゆ
   
   王座戦 対局の町空高し        三森 梢
   
   帆船の線の多きを秋空に        岩﨑 曜
   
   この海を越えればロシア濃竜胆    打木 歩人
   
   ゆるびなき折鶴の嘴原爆忌     大矢知順子
   
   船と船手旗信号海猫帰る       坂本遊美
   
   煮卵のほろりと甘し夕月夜      丹野 遊
   
   四十雀軽き会釈の間柄        角田 球
 

 都市では越後路一泊吟行旅行なども企画され、
 会員の皆さんは楽しそうですね。
 ますますのご発展をお祈りしています。
                   
   
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