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俳句でおしゃべり-都市ー

3月Bクループの吟行は、、土砂降りでした。

レオフェイ
     「都市」吟行(Bグループ)江ノ島吟行記      盛田恵未

3月12日「都市」Bグループの江ノ島吟行は、朝から生憎の曇り空。
今にも降りそうな空を眺めつ小田急線へ。降り出すのは午後と思っていた予想を超えて、
湘南江ノ島駅に着くころには傘を差さずにはいられなくなりました。
9時30分の集合時間には出席者は先生を入れて12名。
出席の皆さんはやる気満々。少し遅れて2名が加わり14名の出席となりました。
先生から今日は10句出しと言われ、小さなため息が聞こえました。

                    aka 網
     


腰越漁港のほうへ向かいますと、漁はすでに終わっているのか
海が荒れていて欠航なのか、船は見られず、港に魚網が山の様に積まれていました。
こんな天気の中サーファーが数人波乗りをしています。

波打ち際に行きたいところですが、強い雨となり雨宿りできる屋根付きの場所へ
走りこみました。
こうなると句材を探すのが大変です。雨は弱くなったり強くなったりを繰り返しています。
鴨、海鵜、青鷺など水鳥が次々やってきます。人慣れしているカラスは
私たちが近づいてもびくともせず堂々と鳴いています。

                                             鳥


橋を渡って江ノ島へ。青銅の鳥居を過ぎ神社へ向かって登る人、
ヨットハーバーに行く人、皆それぞれの場所を目掛け散ってゆきました。
私はヨットハーバーへ向かいしばらく海を眺めましたが、どんどん強くなる雨に
ハーバー内での作句としました。ガラス窓越しの海はあまり荒れているようには
見えませんが、風も強くなってきました。

午後の句会は、取られなかった句にも先生のアドバイスが入り、
大変参考になりました。
吟行では、物をしっかり見る、しっかり観察すること。
季語の説明になっている句にしないこと。
十分な推敲がされているかがたいせつ。
この言葉が一番合っているかを見極めること。
など、俳句に対する基本の姿勢を再認識させていただきました。

暴風雨の中帰ることになり、皆ずぶ濡れながらも元気に帰宅いたしました。

特選句
                                            羽


     一羽だけ残る鴨には首に傷      永井 詩

     切岸に高き白波冴返る         木村 風子

     飛ぶ鳥


     春疾風切って羽撃く小鳥かな     鈴木ちひろ

     荒磯の飛沫は空に春北風       大木満里

     茎立や休みの多き島の店       坂本遊美

主宰の句より
     
     日永し海鳥船を歩きゐる

     春雨や地の隼のたじろがず

     木の匙をほろとこぼるる生しらす

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