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去年、有志で参加して、すっかりはまってしまった「小諸日盛俳句蔡」に今年も参加しました。

2011/ 08/ 17
                 
      第3回「こもろ・日盛俳句祭」
            
                   砂金 明

7月29日(金)第3回「こもろ・日盛俳句祭」に参加の為
『都市俳句会』14名は小諸の地を踏んだ。
と言っても私は昨年に続き2度目だ。


       つた


市民会館で手続後、どのコースを選ぶか悩む。
市内徒歩吟行は暑いからちょっときつい。
布引観音とマンズワイン・高原美術館は昨年訪れた。
しかしワインの試飲はしたい、ワインを買いたい。
というわけで浅間山荘行きのバスに乗り込んだ。(あれっ?)

30分ほどガタゴト赤松、白樺林を登り天狗温泉浅間山荘に到着。

   
    朝蝉や旧き鳥居の登山口        松井葉子
   
    
    日盛や天狗の鼻の先にキズ       星野佐紀



    日の盛り赤子泣きをり笑ひをり     砂金明




私は真っ赤な蛇堀川に圧倒され、
霧ごめの八ヶ岳を眺めたが句が浮かばなかった。

私が吟行を好きなのは知らない土地を歩けるからだが、
堂々とした景色が詠めなかったのは悔しい。

午後からの句会は奥坂まや先生と行方克巳先生のクラスだった。
克巳先生の度肝を抜く虹色の髪に負けぬ
個性的な句が次々と発表された。

    
            maya先生



    腰高の人のあと行く日の盛り     三森梢

    
    切られたる髪まだ生きて日の盛    奥坂まや

    
    青田波つくづく道をあやまりし     行方克巳



講評の後、まや先生の
「句は季語に対する捧げもの、お供え物なのです」
「季語は抽象的なものなので、句は具体的に作ろう」
という話に感動した。

全国の俳句好きが集まった日盛り句会。
明日は一日、野辺山列車吟行だ。おやすみなさい。

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