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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

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2011-10-15 (Sat) 10:29

10月の吟行は、思いがけずも、秋を満喫できた吟行地だったようです。

    清流と湧水の道<10月1日吟行記>

                  小林山荷葉


今日は朝から青空が広がり、陽射しは少し強そうだが
またとない吟行日和。

          青空


自称「雨女」の私としては、今日参加の善男善女に
深く感謝でございます。

矢川駅を出ると間もなくアパートがあり、前庭には曼珠沙華
芙蓉、萩、カンナ、朝顔、秋明菊、韮の花、榠櫨の実、
木槿等、秋が満載。三階のベランダには瓢箪が鈴生りに。
これは誰かが一句詠むに違いない。

朝顔どっさり


金木犀の香りがしてくる。

フェンスにからみついている風船蔓は茶色くなり、
つぶしてみると飛び出たのは黒い球形の種で、
ハート形の白斑が何とも可愛らしい。
少し頂いて来年の春に蒔いてみよう。        


           風船蔓



今日は動植物に詳しい良さん、夏斗さんがいるので
心強い。

少し先を急ぐと、本日のハイライト<矢川緑地>に到着。
川底の小石までくっきりと見える透明さで、翅黒蜻蛉が葉に
とまったり、鮠が群れをなして素早い動きを見せ、
実栗が長い緑の葉を気持ち良さそうに泳がせている。


    秋澄むや水草一直線となり     夏斗

    芒の穂わづかに開く水の上     有也


遊びに来ていた園児達は、蚯蚓を叩いたり、
木の実を拾ったり棒切れを振り回したりと賑やかだ。

流れに目をこらすと何と蛇が泳いでいるではないか。
蚯蚓のような色をして体長30センチ位。
話には聞くが見るのは初めて。

     半身を石垣にかけ秋の蛇     明


今日の拾い物は<四軒在家遺跡>に行く途中、
国立第六小学校の運動会に遭遇した事。

今はもう禁止にしている学校が多いと思っていた
騎馬戦の真っ盛りで、騎馬に乗って女生徒もまけてはいない。
激しく帽子を取りに行く。大将は金の帽子。
勝敗は紅白どちらにと気掛りだが次の目的地へ。

豊かな清水が湧き出る<ママ下湧水>(ママとは土地の言葉で崖線のこと)には、湧水の説明の小さい石碑がたっていて、
自然がくれた豊かな恵みを今に伝えている。

<矢川おんだし>は、湧水を集めて流れる矢川と
多摩川水系の府中用水が合流し混ざり合う所。
左の流れは濁って底も見えない。

この先の句会場<くにたち郷土文化館>までは、
大きなビニールハウスで朝顔を育てている所や
金色に穂のたれた田んぼや、奇妙なオブジェのある木工作家の
家等、今までとは趣の違った道だ。

   睨み合う殿様ばった飛びて負け     遊美

今日は季語だけで句帖3ページにもなったと言う人がいて
沢山の秋を肌で感じた半日となった。


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最終更新日 : -0001-11-30

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