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俳句でおしゃべり-都市ー

「都市」での活動や俳句に繋がる文章や会員のエッセイ等の語り場にしていきたいと思います。

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2012-06-06 (Wed) 23:16

好奇心旺盛な菜園さんの吟行デビューはいかに、、、

     初めての吟行

                     金子 菜園



吟行へ参加しないかとお誘いを戴いたのは、「歩み句会」から
「ざぼん句会」へ移って未だ間もない2月頃のことである。

聞くところによると、毎回七句出句とか。
毎月の例会では、一ヵ月掛かりで五句が漸く出来るという自分には
とても無理なことと一旦は尻込みをしました。

しかし、やがて好奇心と、前後を考えない性格から、少しずつ
参加してみようと思い始めたのです。

そして3月の多摩センター駅周辺の吟行へ参加してみました。

当日は、前々日に降った雪が少し残り天気は薄曇り。
早春の寒さを少し感じるが、句作の条件は整っているようです。

早めに家を出て、予定のコースと思われる所を歩いてみましたが、
句は一向に浮かんできません。

               かいじゅう



やがて全員(13名)が揃い、私にとっては初の吟行開始です。
最初は植物園。先輩方の植物に関する知識の豊富なことに吃驚。
次の梅園は未だ蕾のままで心動かず。
三ケ所目は冨澤家旧宅へ到着。庭園には雪が残り、古色蒼然とした
構えの住宅内には雛壇が飾られ当に句材の宝庫の感がありました。

私は歩きながら、これはと思う単語を句帳にメモをしていましたが、
これらをどのようにして1句に仕上げて行くのか知恵も手法も持っていません。
時間は少しずつ経過し気持ちが焦ります。

先輩の皆さんは、仲間と談笑したり一人で思索に耽ったりと
悠然としています。

自分も気を取り直し池の端に腰を降ろしてみました。
少しずつ気持ちが落ち着き、何とか句の形に纏まってきました。

そして句会場へ

緊張の為かどことなく張りつめた空気が漂っています。
清記は誤記がないか何度も読み返し提出。

次に90余句の中から、5句の選句。
それにしても、13人がそれぞれの五感で捉え表現した句に
一つとして似通ったもの無く個性にあふれていることに驚くばかり。
選句もセンスと能力を問われると力が入る。

私が選んだ五句の中の2句から、自分に足りないと感じたことを少々。

   一輪の梅に破顔の男かな       山荷葉

            梅


梅園ではほとんどが蕾だったので、私は生意気にも、
心動かずとばかりに考えようとしなかったのです。
きめ細かな観察と、最後まで諦めない粘り強さが
必要と痛感しました。

   水温む糸浮くごとく魚の群れ     光香

冨澤邸の池。水の中をメダカの子どもの様な小さな魚が
一列になって泳いでいた。
格好の句材。力んでも「メダカの子ども」に代わる適当な
表現が出て来ないのです。

センスの問題か?それでも諦めないで色々な言葉に
置き換えてみることにします。

吟行に参加して良かったこと

① 同じ風景や事象を見ても、感じ方や捉え方が人により異なり
 自分の表現と他の方の表現を比較できると知ったこと。
 
②野外を歩くことにより気分転換と仲間との交流が図られること。

最後に駄句を一つ!

    句帳手に仰ぐばかりや春の雲         菜園

吟行に誘って下さった皆さん、今回の投稿を依頼された詩さんへ「謝々 」 

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最終更新日 : -0001-11-30

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