
関山さんによる、主宰の俳句の(都市12月号)鑑賞です!
「都市」令和四年十二月 中西夕紀句鑑賞 関山恵一(春野同人・三田丘の会会員) 消えたしとふつと思へり芒原 広大な芒原を歩いていた作者、姿も隠れるほどの芒にふつと「このまま消えて...

今年のバス吟行は、静岡県へ
2022,10バス吟行記 長谷川 積 撮影者 積 朝からスカッと晴れた空。雨男の私なのにどうしたことか。みなさん全員が定刻前に海老名駅に集合。コロナの接種証明を示して乗り込んだバスは順調に出発。ところがところが雨の代りの想定外が待っていた。事故らしく東名が...

Bグループの吟行は、江ノ島でした。
Bグループの江ノ島吟行 永井詩 集合後、先ずは弓ヶ浜へ。穏やかな日だったが、皆さんに見て頂きたかった富士山は雲の中だった。海には大勢のサーファーがいてそれが鵜のようにみえた。隣の漁港に足を向けると、なぜか鳶が魚市場の屋根の上で、鳴き続けていた。 鳶の長笛晩秋の舟だまり 森有也おしゃべりの中からも句ができた。...

関山さんによる、主宰の俳句の(都市10月号)鑑賞です!
「都市」令和四年十月号 中西夕紀句鑑賞 関山恵一 源流を守る山棟蛇岩に垂る 蛇を恐れぬ作者、もしかしたら蛇が好きなのかも。源流に近い川に沿って散策していた作者がふと見ると一匹の山棟蛇が岩に乗ってその尾を垂れている。いかにも源流を守っているようにじっと動かず川面に目をやっている。 ...

10月号も山中さんが、丁寧に読み込んでくださいました。
22年10月号を読んで 山中多美子 さて、都市10月号では皆さんの文章をいろいろ読んで、文末はどのように終わると良いのか、など勉強させて頂きました。今号はそういう観点から皆さんの文章を勉強させていただきました。私はぼーと終ることが多いので反省しました。 今号の扉の〈夕紀の今月の一句〉の夕紀さんの鑑賞は目から鱗でした。 翁以後脇見の雁を見ずなりし 藤田湘子この作品の鑑賞...